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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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まぁ確かに最終回っぽい

『DQ蒼天のソウラ3巻』、今日だけで4件の書店を探し回ったものの一切売っておらず心が折れた(真顔) 発行部数そのものがさほど多くもないのだろう点に加え、ゲーム連動特典のおまけ商法が品切れに拍車をかけてるのは明白なワケだが・・・ ぶっちゃけ特典無くてもいいからマンガ読みたいってオレみたいなファンが完全に割り食ってるカタチだよなぁコレ。特典目当てで買ってった人間の何割がマンガ本体をちゃんと目にしてくれているんだろうかと、苛立ちとかよりも前に不安になってくる。イヤ実際すげぇ面白い”ドラクエ漫画"なんだよ本作・・・だから好きな人間としてそのへんに歯がゆさがあるワケで・・・・・・

 ついつい最終話の録画を放置しかけていて昨夜よーやく再生しました、放送アニメ『ニセコイ』視聴終了。アニメであの演劇エピソード改めて観ると、ホントどたばた具合がデタラメすぎるよなー(笑) イイ意味で悪ノリが過ぎる集と、アドリブであの状況を乗り切る楽がフツーにすげぇ。
 さて本作、基本的にはファーストインプレで書いた感想そのまま、キャラ作画の面での原作再現度はすごく高い一方でシャフト独特の演出がなんか合ってないってのがずっと続いてたとゆーのが正直な総括だったかねぇ。話数重なって観慣れてくるというほど気になるほどでもなくなってきたが、でもやっぱ合ってるかどうかを言ったらソコは多少なりどーにもってのが。合ってる合ってないのハナシをすると、若干名のキャストについてもソレあったんだが、まぁコチラはホント気にならなくなったか。全20話とビミョーに少ない話数だったけど、ソコは原作をキチンと消化して描きつつストーリー全体でひとつ目の明確な句切りである千棘が恋を自覚するあの回までやる、というシリーズ構成あっての上ではちゃんとやりきった感もあったかと。ヘタに伸ばしたり切り詰めたりせずあの回に落として終わらせたというのは、コレけっこう英断だったんじゃないかなぁ。
 本誌でしか追いかけてない作品だけど、またそのうち2期とかやるとしたらどの辺までになるのかね? アレの次に句切りらしい句切りの回ってあっただろうか。まぁそのへんは置いといてひとまず、スタッフの皆様お疲れ様でした。

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新番アニメ感想・14年春

やってないことを思い出したので、今期の新アニメファーストインプレいきます。継続視聴の見極めのためにと後送りにしてきて、気付けばもう月末まで来てしまったなぁ。そんじゃいつもどおり日曜日から順に。

そろそろ原作ちゃんと読むかね

ちとグチります、失礼(前置き) こうしろああしろと言ってくるワリにコッチが自分で考えて行動したことについては文句をつけるとゆー。つまりは思い通りに動かないと不満なタイプなんだよなぁ、この手の人は上手く機嫌を伺いつつ仕事しないとすぐ怒り出すからすげーメンドクサイ・・・ いや、分かっちゃいたけど改めて判明するとホント、気分がダルくなるわ~。

 コレで今期分は終わりかなぁ、あと1本終わるのかどうか分からんのがあるけど、まぁひとまず放送アニメ『銀の匙 Silver Spoon2期』視聴終了。最終回は札幌駅周辺を歩いてるシーンで仮にも地元民としてチョット面白かった。いちおう帯広駅も何度か訪れたことあるし知ってるけど、やっぱ札幌駅の方が身近だしねー。ちなみに八軒が参考書探してた店は駅のすぐ隣にある紀伊國屋書店デス、自分もよく寄ります。ハナシとしては父親に食ってかかったシーンが、物語的にもそうだけど役者の演技でも集大成を見せた印象だったなー。ひとつの失敗ですべてダメになる"世界"を体験し学んできたゆえに父の発言に怒る八軒を、怖い親として怖れていつつも精一杯の気力で自分なりに言い返すその演技が実に良かった。
 総括かー、食という面でも個人的には地元北海道のメイン産業としても非常に近しくありながら、しかし実態としてはほとんど分かってない畜産業界を、農業高校を舞台に学園青春モノとしてのバランスを絶対崩さずしかし取り上げるべき要素・事柄は逃げずに正面切って描いてくる、そのへんの作劇構成がホント興味深くも面白く仕上げられた作品だった。そんな場所で門外漢でしかなかった八軒が、色々な人・友達と様々な出来事・現実に向かい合いつつ成長していくのがまた、学園モノらしさを何より体現していた箇所でもあったかと。ラス前回で御影の親が「本音を言える友達ができたんだねぇ」と言ってたけど、最終回で八軒自身も「友達がダメだと言われたみたいでハラが立った」と、そのくらい大切に思える友人ができたってことだもんなぁ。これぞ少年マンガの青春であり成長でもある。
 アニメ版はココでいったん終わりだけど、やっぱ続編の予定は立ってないのかねぇ。原作は本誌連載をときおりチラ読みしてる程度だが、どうも最近の展開は八軒が父親と色んな意味で正面向き合う作劇になってるみたいだから、最終回の会話からの"先"が描かれているってことでやる意味も価値もかなりあると思うんだけど。ともあれいったんスタッフの皆様お疲れ様でした。

神殺しだけで終わらぬ新ペガサスの物語

消費税8%に変わって店頭の価格表示が、税抜き価格を目立たせて込み価格はやや小さめにしてるのを見て、なんともややこしいというか店舗側も対応に混乱してるような感じだなーと。なんか今回の増税は消費税初導入のときと似た表示のややこしさになってるようなイメージ、5%に上がったときはこれほど七面倒な状況じゃなかった気がするけど。やっぱ3%増しという微妙具合が原因なのかねぇ。

 昨夜は2本消化するつもりでいたけど時間が取れなんだ、てなワケで放送アニメ『聖闘士星矢Ω』視聴完了。最終回は正直言うと物足りなかったな~、1年目ラストのアプス戦決着が劇場版アニメかというマジで気合い入った映像だったから、ソレと同等のモノを期待してしまったのも良くなかったかもしれんが。物語としてもあんだけ人間の思考・心やΩのコスモを否定しまくったサターンが、光牙の流星拳が"届いた"からとはいえコロッと見解をひっくり返しちゃって、いままで散々戦ってきたのはなんだったんだという気にもなってしまったし。まぁソコのとこは余所のサイトで「神らしい寛容さというか器の大きさを最後に見せた」というコメントを目にしてナルホドとも思ったけど。そもそもアイツいちおう昴だもんな、完全撃破してしまうのは違うしああやって立ち去っていくのが正しい結末ではあるか。エピローグではハービンジャーの教皇就任に驚き&笑い。新体制の聖闘士たちはいままで以上の武闘派集団になりそうだ・・・(笑)
 さて本作、ぶっちゃけ原作無印の『聖闘士星矢』はもう記憶からスッカリ抜け落ちた状態で1話目から観ていた次第で、青銅やら黄金やらの設定は大ざっぱに覚えてるけど星矢たち旧世代のレジェンド組なんかは名前以外ほっとんど覚えてなくて、ホント単純に新作アニメとして楽しんでいた次第で。そういう点では、まぁ本作作画の不安定具合とかイマイチな部分は多々あれど、正統派の少年マンガ系バトルものとして2年楽しんできたのは確か。物語の流れとしては1年目の展開の方が好きだったけど(アリアとは最後ハッキリ別れてしまったトコとかも含めて)、2年目の新生星衣編からΩ覚醒編はコレでまた最終回で、裏主人公だった昴の言葉・意志がサターンに敵として受け継がれてしまっていつつ、しかし同時に昴であったからこそサターンも仲間として最後通じ合えたという物語のまとめ方はキレイで良かった。個人的には昴個人が別個に復活してほしくもあったけど、でもサターンのまま別れていくのもまた物語的な美学ではあるか。あと全然別のトコロで、光牙役の緑川光さんを始めとしたベテラン声優が主役を張り、中堅や若手はサイドを固めるという配役も面白い部分だった。もはや熟練の域にある役者が新米聖闘士の少年を演じるというのは、番組開始頃のネットインタビュー記事でも当人コメントしてたけど声だけで出演する声優ならではのことだよなー。
 日曜のド早朝帯に開始した作品ってコトで、色々と表現規制もあったろうし演出のイマイチな回なども少なくなかったが、ちゃんとシッカリはっきりバトルは描いてくれた、なんだかんだで良いアニメだった。6月にはフルCGの映画もあるし、ソレで改めて旧世代の伝説ぶりを描き直して、ソコからうまくフィードバックするように改めて新旧世代がクロスする新規の3期シリーズを・・・とか望んでみるけど難しいかな~。ともあれ願っておくだけならタダだし、ひとまずスタッフの皆様お疲れ様でした。

ガンプラで駆け抜けきった少年の夏の物語

4月1日ですね、エイプリルフールですね。イヤとくにネタも無いんですが。・・・シャレにならない冗談ならいくつか思いつくんだけどなぁ(←ヤメロヨ)

 なんとか視聴が追いつけてる状態ではあるな、そして本日分は『ガンダムビルドファイターズ』視聴終了。最終回はもう、前半Aパートはキャラ総出で大暴れ、後半Bパートからは物語の集大成を見事に描いてくれやがった・・・!(感嘆) 委員長やキャロちゃんまで参戦してのオールスターバトルぶりはホント最後の大花火って感じでロボットアニメとしての面白さを詰め込んだ映像になってたよなー、その中で最後の締めはセイがビルドMrkⅡからブースターを切り離してレイジのスタービルドとドッキング、最終奥義のハイパーダブルナックルをぶちかますとかもうスゲェのなんの。先週の決勝バトルで"ニブンノイチ"同士である彼らのタッグバトルは充分描いたと思ってたのに、最終回でまだネタを披露してくるとはなぁ・・・ そしてドラマとしての終着、ユウキ先輩との真の決勝戦がまたベクトル違いの熱さを描いていた。ガンプラが好きすぎて自ら傷付ける覚悟が無かっただけ、でもこの大会で出会った人々から覚悟や色んなことを教わったいまなら最高のバトルを自ら披露できる。ガンプラで戦えるという強さを持っていたレイジと、戦えるガンプラというを提示できたセイ、ニブンノイチでどちらが欠けてもきっとたどり着けなかった世界大会優勝の場所だったけど、これからはセイひとりだけでも行けるかもしれない。この物語が描いてきたのはセイがひとりのビルダーとして、同時にファイターとしても独り立ちするまでを語った少年の成長ドラマであったことを、最後の別れまでで明確に示してくれたのは素晴らしかった。最後のハイタッチも出来ずじまいで終わったのが、また寂しくも素敵な余韻だよなぁ・・・
 さあ総括っ! 本作はホント、ふたりの少年が出会ったところから劇中4ヶ月の中で、ガンプラバトルを通して熱く走った青春物語であり、その世界の中で生きる様々な人物を描いた群像劇であり、その中で強敵やライバルと切磋琢磨し技能も心身も磨かれていった成長ドラマであり、そうした関わりを通して育まれていった恋愛ストーリーでもある、とどのつまり少年マンガとして必要不可欠な要素を存分に取り込んで作られた最高にしてバツグンのロボットアニメだった。ホント正直なハナシ、ガンプラを主題にしたアニメって始め聞いてイロモノ臭を感じてしまったのはあったけど、フタを開けてみればムダな回がゼロに近いくらい毎回毎話が濃密な作品だったからなー。そう、エピソードの内容が見事に計算されて詰め込まれてたのが大したモンだった、だって決勝バトルくらいは2話にまたがるかと思ってたらそれすらせずに先週今週でコレだもんなぁ。これだけのスピード感を保ち続けた2クール作品ってあんまり他に無いよね。バツグンのシリーズ構成に対する最高のアニメ映像という、つくづく見応え満点のロボットアニメであったかと。
 レイジと別れ際に交わした「いつか最高のバトルをセイを相手にやりたい」という約束、ソレが実際に果たされ、さらには我々が目にすることはいつかどこかで適うのか? 適うならかなうで嬉しく思うと同時に、描かれなくてもソレはまた余韻があってイイよなとおもいつつ、いまはひとまずスタッフの皆様お疲れ様でした、と労いを。もしも第2シリーズの発表なりがあるとしたら、今月末発売のムックではまだ早すぎるだろうし、やっぱBOX2巻目が出る頃とかかねー。