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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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法外者たちの出会いと別れと

 先日Amazonで安値衝動買いしたブツが届いたんだが、2品頼んでバラバラに発送されて結局届いたのが同日という。配送管理のシステム上での都合なんだろーが、まとめて発送オプションの意味って一体・・・

 いつの間にか。レコーダーのメニュー操作ミスったらしく最終回だけ録画消してて(←血の色)仕方なくネット配信で観たけど、まーそれはソレとして放送アニメ『THE UNLIMITED・兵部京介』視聴完了。
 最終話は実に王道的なラストエピソードだったなー、兵部と早乙女の決着とかアンディとの最後のやり取りとか青空の下での爽やかなエンドカットとか、あえてひねりを入れないストレートな感じが良い後味を生む幕引きだった。
 さて本作、『絶対可憐チルドレン』の悪役キャラである兵部少佐及び彼の組織パンドラにスポットを当てたスピンオフアニメだったワケだが、いざ観始めてみたら本当にイイ意味で本家・『絶チル』のテイストからかけ離れた、ダークヒーロー路線をひた走るような作劇が相当楽しめる外伝シリーズだった。ホント、アウトロー/法の外に生きる者らの物語って感じだったよなー。印象的に無法者って感じとは違うナ。余所のアニメレビューサイトで「原作からギャグ要素を全部抜いたらこういう感じかも」みたいな感想を目にしたけど、ナルホド振り返ってみればその通りでそういう作り方でも作品として崩れていない、むしろ独自の魅力がハッキリ出た内容として映ったのは色々関心どころでもある。
 あとやっぱり本作で見逃せないのは演出面だろーな、特にOPとEDは白眉とも言えるレベルだったかと。OPは映像演出を大胆に変えることで各話ごとに新鮮な印象を与えてきて、EDもまた楽曲を複数用意することでコレまた各話の締めとして印象を様々にする、その辺りの注力具合が本当に素晴らしかった。
 そんな本作だけど個人的にもっとも面白かったエピソードは少年時代の超能部隊・前後編だなーやっぱり。父親に自らの持つ能力を否定され、でも不二子という姉や早乙女という理解者を得たことで未来が見え始め、ゼロ戦とのタイマン勝負とその直後起きた伊号たちの救出劇を経て自身の殻を打ち破り光を手に入れた・・・ハズなのに、終戦直前に早乙女から非情な宣告を受け凶弾に倒れ、深い闇へと転落してしまった。京介少年の輝かしい希望から悲しすぎる絶望までを一気に描ききったあの2話は、脚本はモチロン作画・動画や演出まで全てがバツグンの完成度だったと思う。特にゼロ戦との勝負、戦闘機VS少年という異種格闘的ドッグファイトは圧巻の映像だったしなー。後編だけ録画消さないであとでまた観ようと思ってるし(笑)

 『絶チル』の本編サイドはアニメも全話観たけどソコまで思い入れなかったし、ソコで突然兵部にスポットを当てたスピンオフなんて観てどーだろか、と思ってたけどホント想像以上に完成度の高い良作で、全話通して良い意味で裏切られた気分である。スタッフの皆様お疲れさまでした。原作コミックスは確かチルドレンの小学校卒業前後くらいまでしか読んでないんだよな、レンタルとかでまたそのウチ読み返したくなった・・・ことを思うとまんまと制作陣の思惑にハマってるのかもしれんネ(笑)
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原作付きって善し悪し目立つネ

 Amazonの。ほしい物リストちょっと覗いたらCDアルバムが1枚何故か半額以下になってたので(※価格で1200円くらい)、衝動的にいわゆる即ポチ。フツーにお得感満載なんだけど、でもなんで急にあんな値下げされてたんだか? 他のアルバムは通常価格だったからレーベルとかそのバンドとかで何かキャンペーンがあったワケじゃなさそうだし。うーんフシギ。

 『聖闘士星矢Ω』のマルス編ってトコだろうか、本作もあるイミで最終回だったワケだが素晴らしかった上に何より凄まじかった・・・!
 
演出的にはどアタマからだったけど、Bパートから作画・映像的にもまるっきり劇場作品ってレベルの勢いで、ラストの殴り合いなんかは観てて完全に圧倒された。あと物語的にも、光牙がちゃんと自らの闇を認めてそれでもなお光の道を選んでいく、と語ったのは実に良かったなー。いままで闇のコスモを否定し続けてきたけど、結局自分の内に本来宿るモノが闇である以上拒絶しても"始まらない"だろうと思ってたから、ソコに答えを示したのは物語的にも締まりがあった。また主人公としてキャストの演技もバツグンだったし、総集編的なOPは彼らの長い旅路を振り返るような気分になれたし、全面的に充実した内容でホント大満足。来週からの新展開にも期待が高まるばかりである。

 そしてコッチは本当の最終回、放送アニメ『マギ』視聴終了。

「博打打ち漫画家」だからあのタイトルかといま気付く

 4月1日かー、・・・・・・・・・別にエイプリルフールネタとかなんも考えてないからフツーにやりますよ今日も(淡泊)
 あぁ、日付と行事はさておいて、今日付で今年も1/4が終了しましたね(←それは嘘とか事実とかってより現実だ)

 シリーズの完結編だし「第3シーズン」とか別に要らんな、放送アニメ『バクマン。』視聴完了。
 最終回は事前に思っていたよりも丁寧な内容で正直に良かった、あえてサイコーと亜豆の結婚式は描かずエンドカットのみにしたのも、ある種の余韻を感じられて悪くはなかったなぁ。モノローグで川口たろうの出番を多く作っていたのも良いオリジナル描写だったかと。でも最後のED曲には2期OPの『Dream of Life』を採用してほしかったよなー、物語と歌詞の似合いぶりでは絶対アッチの方が上だと思ってたんだが・・・ にしても劇中劇である「リバーシ」のキャスティング、なんでサイコー&シュージンの声優さんで2役にしたのだろーか? いちおう演技的には全然問題無かったけどサ。
 さて本作の総括だが・・・個人的には1期がピークであとのシーズンは順にビミョーというシリーズ作だったな~正直なトコロ(苦笑) というか、亜城木コンビ初連載までを描いた1期はそれゆえ原作に対してストーリー展開がローペースで余裕の大きい作りになっていて、だからアニメオリジナル描写も含めて色々と丁寧な描写になっていた。のに、2期以降はアニメ放送・2クールの尺で収まりよくしようって意識が出すぎてた感じで、それゆえ丁寧さが失われてしまったような面がどーしても否めなかった。ウンそーなんだよな、1期でやってたテンポのつもりで2期・3期も追っていたら、"速度"が全然違っちゃっててソコで違和感が強くなっちゃったんだよなぁ自分には。特に3期なんて「ぱんちらファイト」のエピソード丸ごと外してたしな、シリーズ通しで観てたらソレでも案外"すわり”の悪い事はなかったが、でもやっぱりもったいなかったという印象がどうしても。・・・ってそうか、だから逆説的に丁寧な描写に振り戻った最終回が好印象だったのか。はー(納得顔)
 シーズン4まで展開できてたらもっと違ったんだろうなぁ・・・とは思うけどソレもそれで原作尺との兼ね合いとか何より制作費問題とかで現実的じゃなかったろうし、そもそも"if"を語ったところでどーにもならんか。番組としてシリーズ打ち切りにならなかっただけ幸福とも言えるしなぁ。とりあえず3シーズン・都合1年半の長尺アニメ、スタッフの皆様お疲れ様でした。そーいやレコーダーのデジタル番組表観たら本作また終了直後の翌週から再放送始めるのな、なんで毎シーズンそんな間髪入れずにおさらい入れるんだろーかこのアニメ。

年度も末なら色々終わる

 ――よし、宣言通り今月は1日も休まずブログを更新したな。うん、もう二度とやらねえ。(笑顔)
 というか「やる」っつって実行するようなマネは絶対やんねえ、宣言して守ろうとすると義務感ばっか出てくるから面倒極まりないのよね、気にせず更新し続けて結果的になったってんなら何も問題ないんだけど。WEB活動は"ゆるく"やっていくのが自分の流儀だから義務とかそういうのイヤだしな、あー疲れたー(笑)

 レンタル読みの『ジョジョ』、第2部終了の12巻まで進行。主人公としては今期のジョセフの方がジョナサンよりも好きだったなー、良くも悪くも陽気でチャラい性格、なんだけど親友との別れを経て強い使命感に目覚め、でもお軽いキャラという基本は最後まで変わらない、という人物描写がよかった。
 そして3部に突入かー、バトルのメイン能力が波紋法からスタンドに変わって、もっと段階的にスライドしてくのかと思ってたけどプロローグ段階でイキナリ投入してくるんだな。ジョセフが老人となって引き続き登場したり、一族かつての因縁がよみがえったりと、ナルホド3部がシリーズでも一番人気だってのがよく分かる導入だった。


 3月末なんだからとーぜんだが、視聴番組の最終回ラッシュが一気に来た感じだなー。てなワケで今日は観終わった2作のみ。

なんだかビミョーな第2期完結

 昨日までガンガン溶けてた雪が昨夜またドサッと降って、そんで今日は終日寒いとゆー。じきにもう3月も終わるよヨ、4月は春だヨ、なのになんでこんな気候だ・・・

 そーいやブログに変わってからでは本作で始めてになるのか、てなワケで放送アニメ『ダンボール戦記W』視聴完了。
 先週段階で番組終了まであと1話とかイキナリ言われて、コレ絶対に物語まとめるのに尺足りねぇだろ、と半ば諦め気味に最終回を拝んだ次第だけど・・・尺不足はそうだったんだが意外と悪くないラストであるイミちょっと見直して(?)しまった気分。爆弾が炸裂してサテどーなる、という結末に対してあの演出は思ったよりキレイにハマってたなぁ。ラストバトルも全体的にアクション・演出がキマリまくってたおかげで、思いっきりロボバトルの醍醐味を堪能できて映像的にかなり満足した。バン&ヒロの「「これがダブルの力だ!!」」から発動されたアカシックバスター合体必殺ファンクションもハデで格好良かったし。

 ただ・・・ソレでもやっぱりストーリー全体を通して振り返るとあまり評価できないシリーズ作だったというのが総括としては本音か(苦笑) イヤまぁ、手の平サイズのロボットでしかないLBXがいくら束になったからったって社会インフラぶっ潰すほどの破壊活動能力を持つことについてはもーソレは構わないんだ。そんなあからさまな危険ブツをあくまでオモチャとして「子供達の手に返したい、だから戦う」とゆーある種ヤバい考え方についても別にいーんだ。そこらへんはもう、世界征服レベルまでスケール広げたホビーアニメとしては古来からのお約束だからソコにいちいち突っ込むのはヤボなんだ。
 自分が問題に感じたのは主人公達の扱い方。なんでバンとヒロの機体だけどんどん新型が投入されて、他のヤツらはずーっと同じLBXのまんまだったのよ?、と。いわゆる主人公補正にしたって本作の作劇はちと片寄りすぎてたわ、ダブル主人公の"プラス1"というのがランの立ち位置だと分かっていても彼女にしたって結局は同じ機体の改造バージョンでしかなかったのがなぁ・・・ 前作・無印版『ダンボール戦記』で後期からオーディーン・フェンリル・パンドラの新3トップが投入されたあの安定感と比べたら、今作の偏向具合はバランス悪くて仕方なかった。ジンを始めとして脇を固める味方勢についても同様の思い、せめて必殺ファンクションだけでもどこかで変わればマシに感じたハズだがソレも無しとゆー。劇場版で披露したらしい必殺技、せめて最後に発動すりゃ印象良かったろうに・・・
 つーかぶっちゃけソレについては最終章になったミゼル編が最悪に近いヒドさだったからなー。「最高のテクノロジーと究極の素材を用いた史上最強のLBXを制作しました! 使用者は主役のバンです! → チートすぎたあげく一瞬で敵の手に渡りました → 世界中のプレイヤーの思いを集めてその上を行く機体を制作! 当然バンに託します! → ヒロの機体が壊れたのでバンからヒロに渡されました → バンのためにもうひとつ新機体を生みました! さぁ使え!」って、コレ行ったの全部バンの親父だからな、あのマッドサイエンティストどんだけ息子大好き息子イチバンなんだよ(呆) 特にアキレスD9が継承されたシーンって「ダブル主人公の絆と受け継がれる意志」みたいな熱くも美しい友情描写だったハズなのに、直後にオーディーンMk2作っちゃったせいで凄まじいまでのどっちらけ感が。つーかアレって原作・ゲーム版でも同じ描写なんだろうか、演出次第でかなり印象変わる場面だと思うんだがなんであんな作劇にしたんだよぅ(悩)

 『W』が始まった初回数話は前期に比べて始めからだいぶ面白くなってたのもあって、物語が進むごとに低迷していったのはつくづく残念。なんかこう、どっかバランス崩してそのまま立ち直らなかったという印象だったなぁ・・・ う~む。( ̄へ ̄;)