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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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エピソード上の主役は天童だったのかもな

さぁ、いまやスッカリただ長い文章になる感想を書くためだけの場所と成り果てましたヨ!(正面から開き直るスタイル)

 ともあれ放送アニメ『ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校』視聴終了。原作読んでたし知ってはいたけど、アバン無しで先週ラスト付近の日向サーブから巻き戻して再スタートしたにも関わらず、ゲームの決着自体は番組開始7分足らずで到達という早さ。しかしながらそこまでの両チームの攻防がもう異様なまでの密度! 映像レベルの素晴らしさと演出の見事さが最早極まったかのような出来映えだったなぁ、なんと素敵な7分弱だった事か・・・ この3期が白鳥沢戦のみに絞って構成されてたのがある種もったいないようにも思ったけど、試合決着の場面でココまでのモノをやる、その密度を生むには制作側にとって10話限りだったのはメリットだったのかもしれんなぁ。
 今期の総括は・・・・・・やっぱりどうしても前・烏飼コーチ役である田中一成さんの急逝を取り上げないワケにはいかないなぁ。役者としてさいごの仕事に「下を向くんじゃねえええ!!!! バレーは常に、上を向くスポーツだ!!」という名台詞にして名演技を遺してくださったカタチになったが、振り返ってみるとこのセリフが『ハイキュー』という作品自体を大きく象徴した言葉でもあるのが改めて分かったんだよね。バレーで戦うということが何かを示しているのはまず当然として、本作は様々なカタチで"敗者"を描くことに意識をそそいでいるのが伺える作品なんだけど、その点でも負けて終わったさらにその先、試合は終わったけどその向こうで何をどうするかを誰もが見据えている、そういう部分でも下を向かない・常に上を向いているというのがあって。3期最終回だと天童なんかが、部活引退と共にバレーも辞めると言っていて確かな終わりを示したキャラなんだけど、同時に若利が将来まだまだ活躍していくことに期待するという未来も語っていて、ちょっと変化球で"上を向いて"いたし。2期でも烏野に負けた及川が若利に向けて覚えてろ的な、高校バレーの先の事を示していたりとか。今話の最後でも影山がユースに招集された所で終わりという、言ってしまえばかなり尻切れトンボな締め方だったけど、これもまた先がまだあるというある種の表現になっていて面白かった。3つめ挙げたのはアニメ番組としての表現・描写になるけど、ホントに色んな場面で「常に上を向く」というテーマが垣間見えるのは何かと興味深い部分でもあるし、そしてコレを作中で言ったのが立ち去ってしまった役者だったというのが・・・なんかすごいメッセージ性を示していたよなぁ・・・・・・ ちょっとこう、個人的に田中一成さんは自分の中で伝説に遺った感がある。それが良いことなのかそうじゃないのか、それすら分からないけれど。
 とにかくまぁ、そんなこんなで思わぬことで思い出深いシリーズにもなってしまったような第3期、告知は無かったけどどう考えたってまたいつか続きはやるよなぁ。あの終わり方で4期やらないとは思えないし、制作側だってまだまだ続きを描きたがってるだろうとも感じるし。原作にしたって東京での決勝大会が始まったところで、本番はまだこれからってトコでさえあるしなぁ。4期始まるとしたらまた2クールだろか、影山と日向が強化合宿に行ってくるのと東京予選の決着とがあるから烏野がまともに試合するまで物語上でだいぶ間が空くものなぁ。なんにしろそのうち発表があることを期待しつつ、スタッフの皆様お疲れさまでした。そして改めて、田中一成さんお疲れさまでした。

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