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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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年末だとクールをまたがず終わるから楽やね

アニメ感想さっくり片付けて今年のブログ更新も店じまいだ!(←元気にヤル気無し発言)

 今年最後は2本まとめて。
 まず放送アニメ『船を編む』視聴終了。校了間際に不備発覚でひと騒動って、ドラマとしてはよくある山場の作り方だけど本作には合ってないんじゃ、と思ったら物語的には松本先生の死去が本当の山場だったワケか。それにしても麦人さんの、「食道ガンを患った先生の演技」は見事だったなぁ。ノドが不調な人間の声を芝居で意図して発声できるんだから、プロってやっぱり凄い。
 総括としては1話目観たときからずっと感じてたんだけど、実写ドラマでやってもよかったよなコレっていうお話だった。といっても別にネガティブな意味で言ってるワケではなく、(先行ですでに映画になっている事を置いても、)実写で充分通用するような脚本をアニメーションで描いても遜色ないドラマとして確立している、それこそ今更のハナシにもなるけどアニメってもうその程度には映像コンテンツとしての強さを持つようになったんだなぁと、その事を改めて感じるような作品だというのが率直な感想だった。まぁノイタミナ枠の作品ってちょいちょいそんな感じのやってるけどね、というかオレの場合『あの花』ですら「実写ドラマでもいけそうだよなぁ」と思ってた人間だしなぁ、その後実際ドラマ化されたときはさすがに目を疑ったが(←どっちなんだ)
 映画版も原作も知らないから色々とバランス的にどのくらい上手くアニメ化されてたのか分からんけど、言葉の海やら激流やらに翻弄されるみっちゃんのイメージ映像なんかは、アニメらしい演出だったのかね。あぁ、じしょたんずみたいなのはアニメだからこそ活かせるモノではあるか。ともあれ意外と楽しめるアニメドラマだった、スタッフの皆様お疲れさまでした。

 もう1本、『WWW.WORKING!!』視聴終了。原作マンガは作者サイトのWEBコミックでずっと前に読んでたけど、読んだにしてもずいぶん前なんで最後に東田と宮越さんがくっついたのってどーしてだっけ?、と思いながらアニメでお話を追いかけ直したカタチだったが・・・最終回観てもなんでちゃんとくっついたのか分からなかった(笑) ま、まぁ時間の積み重ねで好感度が少しずつ上がってたってことでいいのか? ・・・いいのか? とりあえず宮越さんはセミロングの方がかわいいとは思う。
 全体的にはなんだ、ホントでたらめに酷えロクでもないラブコメで(※ほめてます)、東田・宮越カップルをメインとして「何を言ってんだコイツらw」と突っ込まずにいられないスラップスティックぶりが毎週楽しかった。いわゆる犬組サイドの『WORKING』が都合3クールもやっていたのに比べてコチラ猫組は1クール限りで、ハナシの総尺こそ短いものの一方テンポとしてはトントン拍子に進んでくれて、思っていた以上に密度のコメディとして構成されていたのはグッド。原作マンガにしても長年、よくも悪くもダラダラ続いてようやく終わったというモノだったからなぁ、テレビアニメで毎週お話を作るとなるとこのくらいの密度・テンポでうまく3ヶ月で片付くもんだね。・・・そーいや初めの頃は若干不安だったけど、変人バランサーことたねさまがいなくてもワリとそれなりに大丈夫だったな( ̄▽ ̄)
 しっかし高津さんの作品もポンポンとアニメ化を、いちおう連載版という先行役あってこそとはいえ個人でネット連載していたマンガすらこうしてメディアミックスして、何気に強いコンテンツを持つ漫画家さんだなぁ。というか、コンテンツが強いというかアニメ化して色々味付けをし直しやすい部分があるんだろうと感じる。むしろそのくらいの柔軟度があるからアニメ化され続けていくのか。ともあれまたいずれかの連載作が次にアニメになるような気がする、そのときをダラッと待っていよう。ではスタッフの皆様お疲れさまでした。

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