忍者ブログ

白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

メディアミックスも再始動しないかなぁなんて

そろそろ今期のアニメインプレ書かんと(←毎回言ってんな、もういらなくね?) 今回は2~3本ほどもう継続確定、1本が審議中な感じ。世間的には鉄板な様子だけど、個人的にはどうも乗りきれないトコロがある。まぁそのへんの世間評価との違いも毎度のハナシなんだが。

 ずっとラインナップに無かった『冒険王ビィト』の電子書籍版がようやくリリース開始されたようで、記念の期間限定無料1巻目を早々にDL。買い揃えるのはまた今度だなー、いまはチョイと、なるべく財布のヒモ締めないとならんっつーフトコロ事情なので。んで『ビィト』電子版だけど、元の紙版の出版はずっと前ながら電子化自体はつい最近だからなのか、本の収録体制は最新のスタイル、つまりカバー折り込みの作者コメントやカバー裏のおまけなんかも網羅されたバージョンなのが思わぬお得ポイントだった。まさかこんな部分でリリースの遅かった事が利点になるとはなー。ていうか他のジャンプコミックスも軒並み現行スタイルに更新してくれんものかね、『ワールドトリガー』とかカバー裏おまけが重要なのに始めの何巻かまで収録されてないからなぁ・・・
 閑話休題。その『ビィト』だけど、改めて読んでるとこのマンガって単純に王道的バトル少年マンガなんだけど、ソレと同時にあるイミで時代を先取りした作劇描写が見受けられる点もあったりして、1巻目だけだが読み返しててなんだか感心してしまったり。というのもこのマンガ、バトルものとして見たら実は集団戦を描いた作品なのよね。まぁ集団戦・チームバトルと言っても敵サイドは基本ヴァンデル1人だけだから、より正しくはチームでひとつの強敵を打ち倒すバトルを描いているとするべきだが。コレは『血界戦線』のファンブックで内藤さんが語っていたことなんだけど、「タイマンバトルのマンガはキャラ個々人の"手札"勝負になるから劇的な勝利を描くのが難しい。チームバトルは誰がどう切り札を出しても構わないためストーリー構成がしやすくなるとのことで。タイマンは手持ちカードが基本フルオープンだから意外な決め手みたいのが見せにくく、チームだと各キャラの手札で"コンボ"が作れるからバリエーションを生みやすいってことね。『ビィト』の場合だと「ビィトのゼノンウィンザードをどうやって決めるか」までが大物ヴァンデル撃破に関して一種のフォーマットと化しているが、ソコに到るまでの作劇はポアラやキッスらが色々と奮闘することで緩急あるドラマになっていて、このへんけっこう主人公がフィニッシュを持っていきつつチームバトルの醍醐味も盛り込まれていてバトル描写としてはちょっとしたハイブリッド感あるよなーなどと思ったり。連載最新話でもビィトの真・才牙による必殺技フィニッシュという点は基本(王道)に乗っ取りつつ、ソコに持っていくまでをキッスとミルファの思わぬサポートでもって盛り上げてたしねー。
 んであともうひとつ先取りしてんなぁと感じた部分は、まぁこの点は何年か前から元々思っていたことなんだけど、4~5名のチームで1人の強敵を攻略・撃破していくというバトルの描写スタイルは『モンスターハンター』を代表とするいわゆる共闘バトル・狩りゲーに通じるトコロがあるよなー、と。年代的なこと考えたら『ビィト』と『モンハン』ってチョット時期がかぶってる、スタートからを考慮すると『ビィト』の方が先になるハズだけど、いまやゲームジャンルとしてソレなりの地位を確立してる共闘バトルをこんなに早くマンガで描いていたというのは、気付いて以降なんとなく興味深かったりする。アニメやってた当時のゲーム版とか自分よく知らないけど、いま改めて『ビィト』のゲームソフトを作るとするならRPGよりもそういうアクションゲームで開発される方がより"らしい"モノになると思うんだよなー。

 そんなこんなで『冒険王ビィト』、ひとつの少年マンガとして面白いし好きでもあるけど、描いている描写に注目してみるとまた違う面白さを再確認したとゆーお話でしたとさ。にしても本作、次回掲載分でVSバロン編も実に10年越しの(!)完結を向かえるそーで。季刊誌だから次号は秋発売のハズだけど・・・気が早いのは承知で関心どころはその先のハナシ、そのあとの連載はどうなるんだろう? 今回の連載復活にしたってアナウンスされていたのはあくまで「バロン編復活」とだけ、『ビィト』のシリーズ連載そのものが復活再始動する・したとはオフィシャルでは言っていないんだよねえ。やっぱりこのへん、まだ連載が継続するか否かは作画の稲田さんがキーパーソンなのだろうけど・・・ 近年の週刊ジャンプでも『ワールドトリガー』や『ONE PIECE』すらもが作者の色々な都合で継続的掲載が難しくなっている実情を鑑みると、いちファンとしては止まらず続いてくれることを熱望しつつも同時に無理を通して執筆するようなことだけはしてほしくないワケで(悩) 個人的な贅沢を言わせてもらえば増刊で2話掲載を続けていくよりはSQ本誌で隔月掲載してくれた方がイイと思ってしまうんだが、まぁ単なる自分の願望だし作者サイドや編集サイドでベストと思う選択をしてもらうのがイチバンか。ひとまずバロン編の結末をいまはまた楽しみに待ちたい所存。結局ポアラは復帰しなかったしねぇ( ̄▽ ̄;)


PR

巻頭だと思ってたら違ったw

九州の地震、ホント揺れがおさまる気配が無いなぁ。本日19時前の状況でも震度4が発生してたし。言っても現地を案ずるのとコッチまで自粛ムードになるのは別モノだと5年前の震災でも知ったことなので、そういう空気はひとまずこの程度で。

 ジャンプSQクラウンで再開した『冒険王ビィト』の最新話を拝見。作画がビックリするほど変わってなくてビジュアル的な安定感強かったのには安心した、ストーリーも佳境に向かう中の盛り上げ回って感じでちゃんと"あくまで続き"として描かれていて、ハデな面白味は強いて感じなかったけど「あぁようやく復活してくれたんだなぁ」と胸をなで下ろせるような最新話だったかと。まぁ作画が変化無かったのはたぶん、病気療養による休載に入るまでに用意されていた原稿あるいはネームがそのまま活用されたためじゃないかと思うけどね。あとは療養期間が長かったために作画担当の稲田さんもあまり絵描きの練習ができなかったせいとかありそうかなー。自分もイラスト描きを趣味にしてた時期がソコソコあるから分かるんだが、描いてないと手クセとかも相まって絵柄はあんまり変わらんのよね、逆に描きまくってると少しずつでもけっこう変わってくるもんで。
 なんにしろ、もう本気で絶対に続きは読めないだろうと思っていた本作が、こうやって10年越しで、月刊ジャンプから(!)SQの増刊誌へ住処を移して帰ってきてくれたんだから、ソレだけで嬉しいことなワケで。実際問題戻ってくると思ってたファン誰もいなかっただろ?( ̄▽ ̄;) 私個人としても、作画担当替えていっそシリーズ1話から再始動してくれんか、ぐらいのことずーーーっと思ってたからなぁ・・・
 しかしまぁ、再開に当たって休載前の回も載せて、シリーズ振り返り用の全話を通しでカバーした総集編を連続刊行したのもいいんだが・・・できたら既刊コミックスの電子書籍版を改めて配信販売始めてくれんかねぇ。いまだとむしろ電子書籍でリリースする方が、元が古い作品でも安定した売上げ見込めると思うんだが。ハンパに昔のタイトルだとジャンプコミックスって電子版出さないんだよなぁ、デジタル書籍にする手間がかかるのは分かるんだがそのへんフットワーク軽くしてやってかないとイマドキだめでしょー。あとあえて不安を述べるなら、今回の連載再始動が「バロン編復活」としかアナウンスされていないことかねやっぱ。作画サイドの体調等も考慮すると完全な再起動をうたうまでは明言できないのも事情分かるんだが。バロンとの決着ついたらまた一旦仕切り直しで続き描いてくれる・・・よね?

近ごろは積ん読も増えてきてねえ・・・

帰宅するなり父親が私の自室に来て、「iPhoneがロックかかっちゃって初期化したいんだけどiTunesとかってあるか?」とかなんとか。なんでこんなことになったのか詳細を聞くに、どーやらロックパスの再設定ミスかなんかをやらかしたっぽいんだが・・・・・・ココで問題ひとつ、イヤふたつ。父のスマホは私のPC上(iTunes上)でバックアップを取ったことがない、そして私はガラケー人生なのでスマホ単機でクラウドバックアップを取るやり方を知らない。19時現在、同じくiPhone持ちの姉の帰宅を待って確認したいことを調べてから手をつけようと思っているのだが・・・コレへたしたら詰んだ=初期化でデータ抹消コースかもなー(乾笑) イヤまぁワケ分からん操作をしたオッサンが悪いだけだからオレの知った事じゃないんですが。

 追記:アップルのIDを間違えてやがったおかげでバックアップ設定に入るまで1時間ムダにしましたふざけんなオッサン(※最終的には1週間前の本体状態に復元できました)


 最近ゲットしたマンガ数冊。ひとつ、『双星の陰陽師8巻』。先週スタートしたアニメがムチャクチャ面白い、というか全体の"作り方"が自分的にツボすぎて絶好調な本作だが、まぁアニメの感想等はいまは置いといて、マンガ本編も問答無用に絶好調。今巻のキモはやっぱり紅緒の正体というか守護陰陽師の秘密かなー。紅緒がケガレ側であるのは、ろくろの守護が安倍晴明(?)=陰陽師の太祖として陽の呪力を司る存在に対する陰の呪力の象徴として、すなわち両者そろって陰と陽の陰陽師、だからふたりの間に生まれる子供が全てを兼ね備えた神子となる、というニュアンスの設定からなんだろうけど・・・でも本作のラスボスってたぶん安倍晴明だよなぁ? ケガレの紋様がドーマンってことは蘆屋道満もこの陰陽師の物語に組み込まれてるってことだけど、そもそも禍野の空間を誰がどうして作り上げたのかという疑念さえ生まれた今巻、連載本誌の最新話も合わせてまだまだ謎が尽きない本作である。
 ふたつ、『スピーシーズドメイン4巻』。まぁこの巻を読んだ読者の99.9%が一斉に思ったことだろうね、すなわち相馬はきもちわるい(爆笑) いやー・・・いわゆる作者の代弁者役だとしたってこの性癖大暴露っぷりは良くてキモイ・悪くてドン引き以外の感想を抱きようがない。あくまでマンガだっていったって、その思考(嗜好?)を言語化しちゃうのはアクセルベタ踏みに過ぎるだろーに・・・(遠い目) まぁ相馬がきもちわるいことは置いといて(←2回目)、そろそろようやくまともに学園ラブコメらしくラブがコメリ出した感の強い作劇が目立つようになってきて、コメディマンガとしてもキャラクタードラマとしてもますます面白くなってきた。収録後半のキモはやり音無森さん、というか25歳Ver.風森さんだろーけど、彼女の言動って読み返したときに気付いたんだが大人になって母親に性格が似てきたってことなのね(笑) あとはまぁ、こじらせカップリンガーこと羽井さんは余所の恋バナ聞いてによによしてる前に自分のことを進展させなさいよ、と( ̄▽ ̄)
 最後に『ONE PIECE81巻』、単巻で300万部超を売り上げ続ける化け物マンガのクセしてカバー折り込みで相変わらずクソくだらねえこと描いてるこの作者が大好きだ。てゆーか今巻はなんかコミックスで読んでやけに笑ってた、ネコマムシの旦那のノンストップな暴れネコぶりとか(笑)

コミックス買えるのは週末だな

FM AIR-Gの『KOTOKOノコト』が日曜夜に放送引っ越ししたってんで、長年聴き続けてた愛着もありいちおう初回を聴取チェックしたんだけど。そのあと続く番組がまた別で気になる放送だったりして、日曜夜に2時間もFMを聴くとゆー学生かオレは状態の昨夜。つーか聴き流しながらもワリと全部面白かったしなぁ、なんかマジでこの歳になってヘビーリスナーな姿勢が復活しそうな予感(笑)
 なお同番組、3月までは土曜夕方6時で10年超、かの『アバンティー』が放送されてた頃からずっとやっており、何気にいまや局内でも上位のロングラン番組だったりする。そもそも改変期でそのまま終了とならず、時間帯移動だけで済んでるのが人気番組の証明だしなぁ。いやホントいわゆるアニソン歌手の一角が、こうして北海道中心のままでミュージシャン活動もラジオ放送もいまだ現役全開で続いていくとは、番組始まった頃は思いもしなかったよなー。

 ジャンプSQの『双星の陰陽師』を読んで、久しぶりにマンガで「やられた・・・!」と思わされる衝撃を味わう。いやー、オレあの人(?)ってずっと未来のろくろ達の子供だとばかり思ってたよ!! 帰宅してコミックスで確認しなおしたが、確かにそう取られるようなミスリードを誘ってただけでソレが正解とは描写してないんだよな~。6巻ラストを読み返しても、2人の子だと捉えるよりも"そう"である方が納得できる演出になってるし。やーマジでやられたわー。ホントこのマンガ、毎月毎話でどこかにガツンとデカいインパクトを用意してきやがる。つくづく面白い、まったく文句が出ない。
 あと週刊ジャンプの出張読み切りも、シリーズの最初期を土台にしたエピソードを用意したことで、元からの原作ファンよりもコレから新たに本作を知る人達向け、それこそアニメから増えて来るであろう新規層にこそ向けられたエピソードになっていて、客層をシッカリ意識した作りをしてるなと感心。原作ファンの自分からしたらこの頃の2人の関係性ってもうすっかり過去でしかないんだけど、物語はやっぱりそこから始まっていったものだしねぇ。
 これらを踏まえて今週始まるアニメ版もマジですっげぇ楽しみ。イヤだって夕方枠のゴールデンでやるなんて思ってもなかったからさー。でも実際のトコ、超がつくほど王道ド直球の少年マンガをやってる作品なので、それこそ深夜アニメで埋もれてしまうのは惜しかったからなぁ。まぁ勝手に期待値上げてもよくはないが、さてさてどんなアニメになっているやら。

増刷分入荷にしちゃ積まれた量が多くてビビる

若干早めだけどそろそろタイヤ交換しちゃってもイイよな、と思っていたものの風が強いせいか予報で聞いた感じよりだいぶ寒かったのでスルッと延期。まぁ焦る必要は無い、うん。モノグサなワケではない、はい(←何への言い訳か)

 復帰を宣言したからには逆に更新癖を付け直すべきだろう、てなワケで今日もテキトーに記事を書く。そんなこんなで都合のいいシロモノをゲットしたので、『ワールドトリガー』の公式ファンブック『ボーダーブリーフィングファイル』の雑感でも。イヤこの本、先月の発売日付近にいつもの調子で買うのスルーしてたら(※普段は紙書籍買うのを札幌出かけたときにまとめてる)、気がつきゃどっこにも置いてないトラップ発動と来たモンな。おそらく注目アイテムではあることもあって普段コミックス買ってない層があえてゲットしたとかだったんだろーて。自分としてもコミックスは電子版しか買い揃えてないからそのへんで余計に油断を。
 そんなこんなで手に入れるまでムダに苦労した本著だったが、そこいら中で売り切れ御免になってただけあるわ、さすがと言わざるを得ない収録データの豊富ぶり。各隊員のトリガー構成公開とか各種能力のパラメータグラフとか、編集サイドで「今度こういう本作ります」と言ったら作者からExcelファイルが送られてきて仰け反ったとかいう制作秘話に偽り無しと思うばかりの充実度である。トリガー構成のデータでは、レイジさんのトリガーがスロット数7×2という玉狛謹製の特殊モデルだと公開されたのが興味深かった部分。パラメータだと、オサムが8項目・トータル成績32の能力値なのに一方でチカはトリオンだけで38ポイントとゆーバケモノぶりを披露していてコレが本作の残酷な格差なのかと再認識を(笑) トリオン量が高いという設定の出水や二宮さんでも12・14とかなのにチカ子これだもんな、そら規格外呼ばわりされるわ・・・
 他の目玉というか注目データは質問箱303答か。最近のコミックスでもやらなくなってきたコーナーなので、こうしてファンブックで一気に出してくるというのは有りと言えばアリだな。チカがボーダー入隊を親から許可された大まかな経緯とか、ユウマの黒トリガーに名称はあるのかといった気になってた設定情報や、太刀川さんが何故大学に進学できたのかといったどーでもいいネタまで相変わらず幅広い読者の疑問に回答していてコレまた充実の内容。そういえば風刃の初代所持者だとかは公開されてなかったなぁ、自分は(劇中現在もう故人らしい)風間さんの兄貴がそうだったんじゃないかと予想してるんだが、まぁこのへんは今後の本編中で明かしていくネタだから外されたタイプの要項だったんだろうて。
 とまぁ、さすがにまだ全ページ読み切れてはいないんだが、端々に目を通しただけでも納得のボリュームをほこる、そりゃ作者も自信を持つだろうってクオリティのファンブックだった。増刷分も相当数発行されたみたいだけど、コレすらひととおり売り捌いたら異例のファンブック売上げになりそーだな。なんだかんだで、本作ファンとしてはそれほどの注目度をほこるマンガになってくれたことにちょっと嬉しい気分である。