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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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なんだかビミョーな第2期完結

 昨日までガンガン溶けてた雪が昨夜またドサッと降って、そんで今日は終日寒いとゆー。じきにもう3月も終わるよヨ、4月は春だヨ、なのになんでこんな気候だ・・・

 そーいやブログに変わってからでは本作で始めてになるのか、てなワケで放送アニメ『ダンボール戦記W』視聴完了。
 先週段階で番組終了まであと1話とかイキナリ言われて、コレ絶対に物語まとめるのに尺足りねぇだろ、と半ば諦め気味に最終回を拝んだ次第だけど・・・尺不足はそうだったんだが意外と悪くないラストであるイミちょっと見直して(?)しまった気分。爆弾が炸裂してサテどーなる、という結末に対してあの演出は思ったよりキレイにハマってたなぁ。ラストバトルも全体的にアクション・演出がキマリまくってたおかげで、思いっきりロボバトルの醍醐味を堪能できて映像的にかなり満足した。バン&ヒロの「「これがダブルの力だ!!」」から発動されたアカシックバスター合体必殺ファンクションもハデで格好良かったし。

 ただ・・・ソレでもやっぱりストーリー全体を通して振り返るとあまり評価できないシリーズ作だったというのが総括としては本音か(苦笑) イヤまぁ、手の平サイズのロボットでしかないLBXがいくら束になったからったって社会インフラぶっ潰すほどの破壊活動能力を持つことについてはもーソレは構わないんだ。そんなあからさまな危険ブツをあくまでオモチャとして「子供達の手に返したい、だから戦う」とゆーある種ヤバい考え方についても別にいーんだ。そこらへんはもう、世界征服レベルまでスケール広げたホビーアニメとしては古来からのお約束だからソコにいちいち突っ込むのはヤボなんだ。
 自分が問題に感じたのは主人公達の扱い方。なんでバンとヒロの機体だけどんどん新型が投入されて、他のヤツらはずーっと同じLBXのまんまだったのよ?、と。いわゆる主人公補正にしたって本作の作劇はちと片寄りすぎてたわ、ダブル主人公の"プラス1"というのがランの立ち位置だと分かっていても彼女にしたって結局は同じ機体の改造バージョンでしかなかったのがなぁ・・・ 前作・無印版『ダンボール戦記』で後期からオーディーン・フェンリル・パンドラの新3トップが投入されたあの安定感と比べたら、今作の偏向具合はバランス悪くて仕方なかった。ジンを始めとして脇を固める味方勢についても同様の思い、せめて必殺ファンクションだけでもどこかで変わればマシに感じたハズだがソレも無しとゆー。劇場版で披露したらしい必殺技、せめて最後に発動すりゃ印象良かったろうに・・・
 つーかぶっちゃけソレについては最終章になったミゼル編が最悪に近いヒドさだったからなー。「最高のテクノロジーと究極の素材を用いた史上最強のLBXを制作しました! 使用者は主役のバンです! → チートすぎたあげく一瞬で敵の手に渡りました → 世界中のプレイヤーの思いを集めてその上を行く機体を制作! 当然バンに託します! → ヒロの機体が壊れたのでバンからヒロに渡されました → バンのためにもうひとつ新機体を生みました! さぁ使え!」って、コレ行ったの全部バンの親父だからな、あのマッドサイエンティストどんだけ息子大好き息子イチバンなんだよ(呆) 特にアキレスD9が継承されたシーンって「ダブル主人公の絆と受け継がれる意志」みたいな熱くも美しい友情描写だったハズなのに、直後にオーディーンMk2作っちゃったせいで凄まじいまでのどっちらけ感が。つーかアレって原作・ゲーム版でも同じ描写なんだろうか、演出次第でかなり印象変わる場面だと思うんだがなんであんな作劇にしたんだよぅ(悩)

 『W』が始まった初回数話は前期に比べて始めからだいぶ面白くなってたのもあって、物語が進むごとに低迷していったのはつくづく残念。なんかこう、どっかバランス崩してそのまま立ち直らなかったという印象だったなぁ・・・ う~む。( ̄へ ̄;)
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