やっと新規アニメとりあえず2本観れたけど、
どっちもイイ感じで好スタート切ってる。もっとも番組表見てたら3本くらいしか今夏の北海道は新番始まらないっぽいんだけどサ。レコーダーの録画本数こんだけ少ないのいままで無かったかもってレベルだなぁ。
んで終わった番組もやっと片付いた、放送アニメ『それでも世界は美しい』視聴終了。最終回は故郷から再びの旅立ち、そして太陽の公国に戻ったあとは会えないことでまた募っていく想いと、
王道路線を基本的に外さない本作らしい締めで描かれた感じ。あと別で、花とゆめ40周年記念CMシリーズもラストに良いオチがついたなー(笑) てかあんまり意識してなかったけど12週連続で毎回違うゲスト出してたのね、ずいぶん気合い入れてCM作ったもんだ。あのCMならディスクの映像特典に使ってもむしろ喜ばれる気がするくらいだ。
さて総括。普通の恋物語アニメだと、「出会ってから互いを意識し合うようになりそして恋人同士に」というのが"ゴール"までの展開だが、本作は
そのゴール地点から開始して想いが深まっていく様子を描いていくという、その作劇がちょっと新鮮で面白かった。ロワイヤルラブロマンスとなると恋人関係よりも婚姻の方が先に来る、ってなるのは確かに正式(?)ではあるんだが、その展開を凸凹カップルでありつつお互いむちゃくちゃ好き同士とゆーニケ&リビで描写していくのはホント終始ほほえましかったよなー。なんかもう
それこそラブラブすぎてお前ら末永く爆発しろとしか言いようのない熱々ぶりデシタが(笑)、ラブコメ好きとしてはこのくらいガッツリ好き同士な様子を描いてくれるといっそ清々しくて楽しかったくらい。ほぼ恋愛の障害は出てこずとにかくふたりだけを描くという割り切った作劇、ファンタジーものや王侯貴族ものとしての側面もけっこう持ち合わせつつあまりソチラには踏み込まない構成など、ともすれば物足りなさを覚えそうなのに実際は十二分に楽しめたというのも、
作品全体としてのバランス感覚が優れていたおかげかと。ロマンス抜きのラブ
コメとしてもすげー楽しかったもんなぁ、登場人物が多くもないワリに意外と盛りだくさんな内容のアニメだった気がするワ。
物語としてはまだ原作も続いてるんだし、ふたりのドラマはまだまだこの先にも紆余曲折が待っているのだろーけど、アニメ版としてはキレイにいっかい着地してくれたから物足りなさはあまり感じないな。モチロン2期とかやってくれたら嬉しいけどね、原作マンガは結局読んでないのもあるし。なにはともあれ
スタッフの皆様お疲れ様でした。いやホント、基本的に読まない(読む気にならない)だけで少女マンガ、アニメで観るとちゃんと面白い作品があるから侮れんわー。
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