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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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勝ち逃げされたも同然だよなぁ

WiiUバーチャルコンソールで立て続けにSFCの『がんばれゴエモン』シリーズが配信されてるのがスゲー気になる。コレがタイトル復活の兆し、だと思うほどのーてんきではないが、にしたって何故いまさら『ゴエモン』が・・・? 販売元にしたってあのコナミだしなぁ、過去作とはいえこの注力ぶりがよー分からん。

 前に放送遅れたときみたく2日オンエアしてくれると思ってたのになかったなぁ、ともあれ遅ればせながらコレで前期の視聴アニメは終いか、放送アニメ『進撃の巨人』視聴終了。
 最終回はなんかもーアレだ、ルール無用の残虐ファイトって感じだったナ(笑) というかああなることを予想した上で捕獲作戦の成功率上げるだけのために地域住民の避難措置すら一切取らなかったエルヴィン団長マジ鬼すぎる。あとCパートのラストカット、衝撃の事実とかってより先に「怖っ!」って声に出たわ。CM前後の「公開情報」と合わせて考えると、東西南北から地面の中まで全部が"そうなってる"ってことだよなぁ、フツーに気色悪ぃなソレ。
 さて総括だけど。最終回を観て改めて痛感したことなんだが、否定的な意味で言うワケじゃなく、こんなにも勝たない物語が大ヒット漫画として人気を得ている事実が正直なトコ軽く信じられないというか、驚く他ないと思うばかりだった。や、本作の作劇ってホント負けしか描かれてきてないんだよな、少年マンガとして見たらコレって邪道(※王道路線の逆として)とか言うより異端にすぎるって作りだぞ。そのへんが特に顕著だったのがシリーズ最後になった女型の巨人との戦いだろーか。出現を予見した上で壁外遠征で膨大な犠牲が出ることも分かっていながら作戦決行→捕まえた、と思ったら逃げられた→リヴァイ班全滅→エレンが戦うも返り討ち、しかも結局取り逃がしたままで敗走して終わり、ってこうも徹底的に勝たない話作りはちょっとお目にかからないレベルだった。最終回にしたってロクに得るモノが無いままの締めだしさ、真っ当な作劇だったら最低でもとっ捕まえて終わるだろ、でも実際はああだったし・・・
 こんだけ主人公側が有利に立たない、どころかマイナス状態から全然脱却しないような話作りを続けてたら、視聴者にフラストレーション溜まりすぎて指示得られなくなっても普通おかしくないんだけどなぁ、本作はどうしてかそれでも高い人気を得ているんだよな、このへんがホント不思議で。作画や演出が良い、立体軌道アクションのアニメーションが圧倒的、とかいう要素だけでまかなえるとはとても思えないしなー、実際に自分がそのへんかなり気になっていたのもあってこう思うんだけど。まぁそういう負け戦オンリーの中で絶対的に光る"何か"があるから支持が厚いんだろうかね。私も序盤こそイマイチだったけど結局なんだかんだで最後まで観たしな、無自覚にその"何か"を感じ取ってたという証拠なのかもしれんね。

 最後のエンドカードであんなギャグオチつけてはいたけど(笑)、まぁ本作なら原作マンガも人気あるしアニメディスクだって売上げ高いんだろうしで、原作ストック次第でそのうち2期とか始めるんだろうて。なんかその気になれないからと原作未読のままなので、アニメの今期でどこまでシリーズ進んだのかも分からんのだが、とりあえずその再開を待ちつつ、いまはスタッフの皆様お疲れ様でした。

 あと追加でアニメ感想とはやや違う部分になるが、エレン役を務めた梶裕貴さんの演技は本作マジで圧倒的だった。窮地に際しての魂の奥底から噴出させるかのような激情そのものといった演技だとか、最終回が特にそうだったけど全編通しても凄まじいとしか言いようが無いイキオイだったよなー。元々良い演技する声優さんだとは感じていたけど、本作の出演を通して確実にひと皮ふた皮むけたようにすら思ったし。前々期なんかは本作に加えて『変猫』の横寺とで両極端すぎる名演をみせてくれてたのがホント良かった、今後の活躍がますます気になる声優さんである(喜色)
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