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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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正直意外なラスボスだったな

今日はうって変わってすげーいい天気だったけど、なんか出かける気になれず選挙行ってくるだけで外出済ませてしまった。買い物しなきゃならない、ってほどでもないけど片付けるべき用事はあるんだけどねぇ。まぁ来週でもイイや。

 昨日の記事で冬期のアニメ感想片付いたって書いたけどそのあとレコーダーの録画見ていっこ忘れてんの気付いたっていう( ̄▽ ̄;) てなワケで視聴アニメ『寄生獣・セイの格率』視聴完了。最終回は、原作マンガぜんっぜん知らないこともあって結末がどうなるのかさっぱり読めず、観ていてかなり本気でハラハラした。や、作劇設定的に最後あの通りになる予測もそりゃ立てられはするけど、作品テーマを踏まえるとそうじゃない結末に到ってもなんら不思議ではなかったし、そんなこんなでハッピーエンドではあってくれてマジでホッとしたわ。てゆーか、原作もこのアニメ版と同じトコロまでで物語終わりなのかね?
 さて総括、ネット界隈を流し見ていた感じじゃあ原作マンガと色々展開描写が違っていたこともあり否定的意見も少なくなかった作品という印象だったが、その原作を知らない身としては全話通してシッカリ面白く観られる良作アニメだったというのが本音。まぁそもそもとして自分は原作との違いとかあってもよっぽどでない限り問題視しないタイプだけど、その上でも原作未読だからこそストレートに楽しめたというのはあっただろーなぁ。サスペンスホラー的な物語として開始され、最終的には人間あるいはいち生物が"いきていく"そのことの如何を問う哲学的なテーマへ到っていくのも、SFとして捉えると納得の作劇だったし。
 あと別でアニメ作品としては、とにかく何より主演声優達の演技、コレに尽きるかと。物語が進むにつれ精神的にも色々と変化していくシンイチを演じた島崎信長さんは元より、とにかくもうミギーを演じきった平野綾さんの演技力と来たら・・・! 最終回冒頭での夢の中での会話シーンは心底感服する気分だった、初期の無機質なミギーとしての声色から決して逸脱しているワケではない、それなのにあんなにも優しげな声色でシンイチへ別れを告げる、あの演技の素晴らしさは観て/聴いていてある種エキサイティングですらあった。やー・・・確かに本作の主演キャラはミギーだったわぁ・・・・・・(余韻)
 ぶっちゃけ、至極単純に古いマンガだから未だに原作は読む気にサッパリなれないワケだけど(※原作ファンから怒られそーですネ)、でも本作はこのアニメ版だけでも充分以上に面白い物語だったのは個人的に確かなトコロ。やっぱりさぁ、元が古い物語をいまの時代に改めてやろうってんなら、時代設定が作劇上重要だってんでもない限り現代流で作り直すべきだと思うんだよオレ。近いウチにも古いマンガ、『うしおととら』がいまになってTVアニメ化されるらしいが(※コレも原作ほぼ知らん)、本作で見せたアレンジ手法が活かされるような、そんな一種の試金石になってくれたりすると楽しんだ身としては嬉しいかもなー。ともかくスタッフの皆様お疲れさまでした。実写劇場版はまだソコまで気にならんのだけど、まぁレンタルで出たら借りて観てみようかなぁ、などと思ってみる今日この頃。

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