ワイヤレスサラウンドヘッドホンだったり電子書籍端末だったり、近ごろほしい物アレコレが
だいたい2万円前後の価格だとゆーヘンな共通項。先日などはその一環であるメガネを新調したが、コレもやっぱり18900円だったしなぁ。つーか2万ってかなり絶妙な額だよね、言うほど高い買い物ではないんだけど、さりとてポンと気軽に出すのもチョット難しいという。まぁいずれにせよいますぐ無いと困るってシロモノではないからいいんだけど。
『The Wonderful 101』クリアー。
イヤもう最っ高に面白かった!! ホントなんだ、こんだけ素晴らしいゲームが現状1万本も売れていないことがココロから残念だ、ていうかこんなん
絶対的に余計なお世話なの熟知してるけどマジで、アクションゲーム好きな人間がコレをプレイしないのは
間違いなくソンをしているとすら思うほどのイキオイ。ラスボス戦とか、シチュエーション含めた戦闘のクソ熱さ・二転三転するシナリオの燃え具合・最後の決着シーンにおける爆熱っぷりと、「勝った・・・!」と心底から思えるバツグンのバトルだったしなぁ。嗚呼そうだ思い出した、この達成感や爽快感は『大神』で味わったソレと同じだ。やっぱりプロデューサーが同じってのはデカいな~・・・
油断してると誉め言葉しか出てこないので、タダ一点にして絶対的に擁護できなかった部分、
カメラワークの悪さだけは明言しておくべきか。操るワンダフル・ワンダブルオーが大人数になるため基本的にどーしてもカメラは引き気味でプレイせざるを得ないんだが、そのクセそうしていると一部ステージ、特に小さい足場をジャンプで渡っていくような場所では自キャラの正確な位置を見失いがちになり、どうしたって落下ミスが増えていくというこのジレンマはどうにもならなかった。他でもシューティングパートとかなぁ、バックビューでもクォータービューでもなんかカメラの距離感がイマイチで、プレイしていて理不尽な接触ミスが多発していたのは正直ストレス要素だったかと。何か調整が足りてない感じなんだよなぁ、単に自分がプレイ慣れしてないだけという気がしない。
とまぁそういう不満点はあったが、
しかしそれでも本作は真剣に最高のゲームだった、シナリオもグラフィックも戦闘アクションも各種演出も何もかも、コレが面白くないってんならどこに面白いゲームがあるんだと問い詰めたくなるレベルで高水準の内容だった。エピローグステージとかド直球すぎて回避不可能だったワ、プロローグとまったく同じ状況で操作キャラをアイツにしてしかもBGMのテーマソングまであんな改変加えるとか、スタッフ分かりすぎてる・・・! そのあと続けてストーリーのプレイバックを兼ねたミニバトルってのも、最後までゲームを楽しませようというサービス精神が行き届きまくってたなー。
改めて、本作を制作したプラチナゲームズには本心からの敬意を表したいほどである、次また出す『ベヨネッタ2』にも大いに期待させてもらいます。今後このメーカーが出すゲームはひととおり要チェック対象だな、
"信者"になるには充分すぎるまでの完成度だった(笑) ひとまず次買う『風のタクト』までは残った隊員捜しをメインに再プレイで楽しんでいこーか。隠しキャラのワンダ・ベヨ(?)も探さないとならんしなー。