雨降ってんなぁと思ったら、晴れて今度は日が射したと思ったら、一気に曇って風まで吹いて、またちょっと雲が薄くなってきたと思ったら、今度はバケツひっくり返した級のどしゃ降りで、ちょっとしたらまた晴れて、黙ってたらまた軽く降って、みたいな。昨日今日と天候が不安定すぎるだろ、そら土砂崩れとか起きた余所の地域よりはよっぽどマシだけどさぁ・・・
変わらずレンタルコミックで『ジョジョ』読んでていまは4部の真ん中ぐらいまで巻数進んでるんだが、
やっぱ第4部面白いわー。ホント1~3部までと比べて格段に楽しんでる自分がいる、ぶっちゃけ前までは義務的に続巻を借りてた面があったけど、いまは続き読むのがフツーに楽しみだからなぁ。といっても可処分時間的なこともあって毎週2冊がせいぜいってペースなのは変わらんのだけど。
んで4部の中間くらいまで進んで、なんで今シリーズになって自分には急に一気に面白く感じるようになったのか、何が要因なのかだんだん分かってきた。まずひとつあげると、
物語の中で"日常"がしっかり描かれているからなんじゃないかなぁ、と。前シリーズまでは日常的な場面って、ワリとシリーズ全体の序盤だけしか入ってなくて、まぁ3部だと各エピソードごとにもそれなりに描写入れられてたけど、基本的にはやっぱり序盤・冒頭に限られていてあとはいわゆるバトル展開っていうのが主な作劇だった。一方で4部って、まぁ確かにバトル展開が入るエピソードだと3部までと同様の流れにもなるんだけど、戦いがメインにならないエピソードだと日常からミステリアスな事件への変容って具合でシナリオの読み味がけっこう違ってくるんだよな。
そしてココがもうひとつの要点で、コミックスでまとめて読んでるから気付いたことだけど4部ってそういう
戦いが起こらないエピソードってのがけっこう多いのね。「またスタンド絡みの新手の敵か・・・ってアレちょっと違う?w」っていう、イイ意味で読者を裏切ってくる展開が少なくなく、そのあたりで毎回・毎エピソードを違う気分で読んでいけるのが面白いと感じている最大の要素じゃないかと自己分析した次第。3部って出てくるスタンド使いが基本的に敵キャラばっかりで、確かに毎回違う知略戦によるバトルを描いてはいたけど
読み味の上では自分にはあまり代わり映えが少なくて、ソコでぶっちゃけ退屈してたトコがあったもので。でも4部だと新手のスタンド使いが出てきても、単純に悪意を持った相手として敵対するパターンとは違う展開でひともんちゃくが描かれたりして、そのへん色々起こるのが面白いのよな。だからそのへんがよく出てるトニオさんの料理店や透明赤ちゃんのエピソードあたりはかなり好き(笑)
んで最後にもひとつ、このシリーズから
作画が明確にコミック的になっててそれでビジュアル面でも好みになってきたのが強い。コミック的な画って例えばコミカルシーンとかの描写な、このへんは仗助たちの地の性格もあってのことだけど、アイツらけっこうボケる場面多いじゃん?(笑)、だからソレに合わせて作画もデフォルメ利かせた画の比率が以前までより上がってるんだけど、自分元々劇画寄りのマンガってあんまし好きじゃなかったから作画が変わったのが完全に功を奏したって感じであり。
まぁまとめるとよーするに、
4部になってマンガが思いっきり自分の好みなタイプに変わったってことなんだなぁ。好みのマンガなんだから面白くなって当然、好きになって当たり前とゆー。しかもその変化具合が1~3部までと比べて明確に変わったというのもあって、ソレで4部だけ単品で好きなんだろーて。
まだシリーズは続いてるけど、この調子で楽しんで次の5部はまたどういった感想を、いまの歳で読んで改めて思うかがまた興味深くなってきたトコロである。いやー5部はちゃんと連載で読んでたけどマジで覚えてないんだよなー(微汗&笑)
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