朝目覚めて喉に覚えるビミョーな違和感、そして全身から発せられる若干の倦怠感。ふーむナルホド、コイツは
風邪をひいたな? ・・・・・・いやなんでじゃオレ、確かに昨夜の帰り道は寒かったけどカラダ冷やすほどではなかったのに。東京歩きまくった疲れと10時頃まで食事を後まわしにしていたコンボが決まったんだろーか、ともあれ今日は休み取っててよかったわ。
そんなこんなで毎年恒例、22~23日は東京ゲームショウに合わせて関東へ遊びに行き向こうの友人らと、まぁ今回は都合がつかず大して顔合わせはできなかったが、いくらか遊んできた。
まずひとりとは激しい議論の末、デジタル映像技術の向上を踏まえて
マシンをCGモデルで描くカタチにより『サイバーフォーミュラ』はいまこそ復活すべきという結論を得て、その他では
相手がゲーム機本体を持っていないにもかかわらず秋葉原で『ワンダフル101』を購入しその場でプレゼントしてみたりした。そうそう、
来月末にこんなのが限定発売されるそうなのでちょうどイイしオススメしとこーか(私信)
もうひとりとはまず居酒屋で熱いゲーム論議を交わし、数えて13年強の付き合いにして初めて
ヤツのゲーム原体験がFCなどではなくSEGAハードからPCエンジンという特異な流れであったという衝撃的事実を知り、その後渋谷のバーにて
安土桃山時代の名だたる武将達が如何に頭のネジすっ飛んでいたかという一大歴史講義を開いてもらった。あのバーにはまた連れて行ってもらうとして、別件だが例の新作以外のローカル番組(ハナタレ等)ってお前さん観るかね?(私信)
そしていちおう遠征のメインにあたる東京ゲームショウ2013だったワケだが、イヤこれどうしたもんかね、けっこう真面目なハナシしばらく例年ショウには参加してきたけど
いままででイチバン退屈な内容だったかもしれないっていうネ( ̄_ ̄;) まぁコレについては私個人のゲーム趣味・嗜好が多分に関係してくるんだが・・・例年けっこう大きめのブースを展開していたレベルファイブが今回は完全に不参加、代わりとばかりにデカいスペースを確保していたのはガンホーやグリーなどのソーシャルアプリ関係、そうでなくても各ソフトメーカーのブースには一部どころじゃない規模で携帯アプリゲームの展示が幅を利かせ、コンシューマソフトにしたって既発作ばかりで今回のショウで新公開されるようなタイトルはおよそゼロ、そんな中でも体験台に期待していた一部タイトルは入場直後にもう整理券が配布終了しており列に並ぶ権利すら得られず・・・・・・
そのなかで個人的にもっとも痛手(?)だったかもしれないのがXboxONE並びにPS4という新ハードの展示だろうか。前者は比喩抜きでそのへんのHDDレコーダーと変わらんデカさ、後者はソレと比べりゃマシだけど面積的には無視できないサイズで。イヤそのこと自体は気にしなくてイイ要素ではあるんだ、問題は実機映像。どちらも現行機よりはグラフィックの精細さが上がり、動作的にもよりスムーズな作りを実現していた。でもぶっちゃけ
それだけなんだよな。ハードの処理能力が上がっているのは分かるけど、ソレってそのへん多少は見抜ける"慣れ"が自分に備わってる
だけのハナシで、一般人からしたら現行機と何が違うのか・変わったのかまず伝わらないだろうっていう懸念を思いっきり感じた次第で。能力その他が良くなったの分かるし、色々な諸問題によって次世代機ってのがそろそろ生まれるべき時期であるのも理解はあるんだが、でもソレって開発サイドの都合であってユーザーが現実求めるかったらホント一部だろうっていうソレ。
このへんブースを眺めてて思い出したんだけど、このTGSで現行機であるXbox360が初披露されたときが私自身がショウに初参加か2度目かってそのくらいの頃だったんだよね。ハードの世代からいってちょうど一周したのが今回だったワケだが・・・その"以前"であればゲーム映像がHD化して明らかにレベルアップした、タダまぁゲーム自体までがより面白くなったかは別だよな、という感想だったんだけど、"今回"はその感想の前者がほとんど見られなくて、とてもじゃないけどココから先の明るいゲーム展望ってのを自分には感じられなかったんだよなぁ・・・ 現行機と大きな違いがあるでなし、そもそも多くのソフト自体が新旧ハードでマルチ展開する状況から始まり、それでも新ハードにはより以上に開発費がかさむだろう中でどうやって各メーカーが事業をまわしていくんだ大丈夫か?っていう
余計な世話ばかりが脳裏を過ぎる始末。WiiUだっていまこの売上げ不振を続けてる有様だし、そこに2者が参戦してソレらは上手く軌道に乗ってくれるのだろうか、私は実機を見てきて改めてそのビジョンが見えなくなった。
まぁ全ては本当に部外者の無用な心配でしかないんだが、ともあれそんなこんなで今回のTGSは
事前に思っていた以上に楽しめなかったという寂しい結論になってしまったワケで。いやぁ、今年こんなで来年オレはまた行こうっていう気になるんだろーかね? ・・・でもなんだかんだムリヤリでも行くたび後悔しても、結局は例年参加してるからなぁ、次回も時期が近づくまでどうなるかって分かんないやな。ともかく願わくば、こんな自分のつまらんネガティブイメージをぶっ飛ばしてくれるような事業展開を、両新ハードには繰り広げていただきたいものである。
PR