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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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そろそろ原作ちゃんと読むかね

ちとグチります、失礼(前置き) こうしろああしろと言ってくるワリにコッチが自分で考えて行動したことについては文句をつけるとゆー。つまりは思い通りに動かないと不満なタイプなんだよなぁ、この手の人は上手く機嫌を伺いつつ仕事しないとすぐ怒り出すからすげーメンドクサイ・・・ いや、分かっちゃいたけど改めて判明するとホント、気分がダルくなるわ~。

 コレで今期分は終わりかなぁ、あと1本終わるのかどうか分からんのがあるけど、まぁひとまず放送アニメ『銀の匙 Silver Spoon2期』視聴終了。最終回は札幌駅周辺を歩いてるシーンで仮にも地元民としてチョット面白かった。いちおう帯広駅も何度か訪れたことあるし知ってるけど、やっぱ札幌駅の方が身近だしねー。ちなみに八軒が参考書探してた店は駅のすぐ隣にある紀伊國屋書店デス、自分もよく寄ります。ハナシとしては父親に食ってかかったシーンが、物語的にもそうだけど役者の演技でも集大成を見せた印象だったなー。ひとつの失敗ですべてダメになる"世界"を体験し学んできたゆえに父の発言に怒る八軒を、怖い親として怖れていつつも精一杯の気力で自分なりに言い返すその演技が実に良かった。
 総括かー、食という面でも個人的には地元北海道のメイン産業としても非常に近しくありながら、しかし実態としてはほとんど分かってない畜産業界を、農業高校を舞台に学園青春モノとしてのバランスを絶対崩さずしかし取り上げるべき要素・事柄は逃げずに正面切って描いてくる、そのへんの作劇構成がホント興味深くも面白く仕上げられた作品だった。そんな場所で門外漢でしかなかった八軒が、色々な人・友達と様々な出来事・現実に向かい合いつつ成長していくのがまた、学園モノらしさを何より体現していた箇所でもあったかと。ラス前回で御影の親が「本音を言える友達ができたんだねぇ」と言ってたけど、最終回で八軒自身も「友達がダメだと言われたみたいでハラが立った」と、そのくらい大切に思える友人ができたってことだもんなぁ。これぞ少年マンガの青春であり成長でもある。
 アニメ版はココでいったん終わりだけど、やっぱ続編の予定は立ってないのかねぇ。原作は本誌連載をときおりチラ読みしてる程度だが、どうも最近の展開は八軒が父親と色んな意味で正面向き合う作劇になってるみたいだから、最終回の会話からの"先"が描かれているってことでやる意味も価値もかなりあると思うんだけど。ともあれいったんスタッフの皆様お疲れ様でした。
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