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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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地球出て帰るまで何日かかったん

姉が先週ディズニーランドに遊びに行って、そのおみやげでお菓子とか色々もらったんだけど。前から思ってはいたんだが、ディズニーのおみやげお菓子ってモノ自体はフツーの土産物なんだけど味が何気に美味いんだよな。普通のチョコ菓子とかでもなんか美味しいんだよなー。なんだろ、こういうトコロにも最高峰テーマパークとしてのブランドクオリティが活きているってことなのかねー。

 今日も今日とて録画消化、といっても視聴したのは昨夜のハナシだが、ともあれ『宇宙戦艦ヤマト2199』視聴完了。
 最終回はなぁ・・・森の顛末とか沖田艦長の最期とかそのへんの主なシナリオ自体は特に悪くもなかったんだが、ラストに地球へなんとか無事帰還して、そっからコスモリバースシステムをどう使ってどうなったのか一切何も無いまま 帰った→地球復活した→完 で終わったのには「えー?!」ってなった。・・・いや、物語的にはズタボロにされた地球が甦るってのが長い航海の結末って事で大事なトコなんじゃないのかヨ、せめて2~3カットだけで構わんからそのへん描写を挟んだ上で青い地球を出してくれないとホント、過程すっ飛ばされた感強すぎてなんだコレってなるだろ・・・・・・ あとソレとは別に、少し残念だったのが最終回だけはOPでも最後でも構わんから『ヤマトのテーマ』を流してほしかったなぁってのが。別にいまの新テーマ曲がダメとは言わんのだが。まぁ私あの曲どっちもそれほど好きじゃないんだけど。
 そんなこんなで総括。本作はなぁ・・・開始前はそれなりに期待してたのが本心だったんだけど、いざ通して観ると、いちおうソレほどダメダメな作品ではなかったんだがソレにしたってシリーズ構成が雑すぎに映ってしまったのがホントもう( ̄▽ ̄;) 結末については上記の通り、他でもデスラー総統の最後とかぶっちゃけ酷いってレベルだったからなー。演技や表情作画なんかを踏まえるとどうも、単にイスカンダルの女王と約束したからってだけじゃない何か彼なりの正義とか使命感があった上で宇宙統一を目指してたのかなと伝わってはいたんだが、物語上の描写にソレが一切載ってこなかったから最後はマジでただ勝手に暴れて自滅して死んだってだけにしかなってなかったのはマジでどーかと思ったし。序盤が端々でそんな具合で、中盤ワリと整ってきてたから大丈夫かな、と安心してたら終章でコレだからな・・・ 他にも雑だと感じた点ではミリタリ関連の描写だろーか、そのへんドシロウトにもほどがある門外漢どころじゃない人間の自分ですら「軍事的にソレはどうよ?」と思いながら観てた箇所が少なからずあり、だったら詳しい人間にはどう映るのかねぇと考えてたら余所のアニメ感想サイトで散々に言われてるのを目の当たりにしたとか、ネ。なんだろーな、このへんに関してもうかつに部分描写で詳しくやってる・やろうとしてるから余計に、作劇上で目立って描写されてる箇所のアラが浮き彫りになりやすくなっちまった気がするんだよなー。ヘンに分かってる風でやろうとしないで、全編通してエンタメ主体に"振って"しまえば気にならずに済んだんだろうに、どうもそのへんもやり方が上手く回ってなかったというか。

 とまぁ不満点は正直かなり見受けられてしまった本作だったが、それでも宇宙モノSFアニメとして毎話クオリティ面では安定感バツグンに観られてたから、そういう点では決して悪いアニメってワケではなかった。歴史に名を遺す名作の現代フルリメイクってことで、古い作品にありがちな物語的な整合性の悪さだとかが残りつつも、映像は確実に現代水準の高レベルという、そういう作りのアニメだったってトコかも分からんなー。
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