まずひとつ、放送アニメ・・・うん、CG作品だけどいちおうアニメだしな、
『超ロボット生命体・トランスフォーマープライム』視聴完了。
最終回は、途中まで「こんな崖っぷち展開で、仮にでもどういった締め方するんだ?」と思ってたら
完膚無きまでの打ち切りエンドでどう反応したらいいのやら(大苦笑) しかも本編後のオマケコーナーで
アルクが「オモチャが売れたら」とか言いやがって大人の事情もらしすぎだ、と。Σ( ̄▽ ̄:)
そんな放送ラストだったが、キッズ向けでさらにフルCGアニメとしてでも
充分に1年間楽しめた作品だったことは確か。CG映像はモデリング・カメラワーク・演出全般で常に高水準だったし、とかく本作はシナリオがシッカリしてた。本作にとってはいちおう原作にあたるんだろうハリウッド映画の『トランスフォーマー』シリーズがB級っぽさ全開の目も当てられねぇレベルなシナリオばかりだったのに対し、本作はもの凄く真っ当に子供向けヒーローロボットアニメの作劇を続けていて、放送序盤はホント驚いたくらい。何が上手いって
人間キャラである子供組の扱い方が上手いんだよ、そりゃ毎度そうってワケじゃなかったがオートボット達の活躍の後ろできちんと彼らにも見せ場が与えられ頑張る様子が描かれる、そのシナリオ上のバランス取りが実に優れていた。てかマジで、テレビレギュラー番組でこんだけ出来の良いシナリオ出してるのに劇場作がなんであの
有様なんだ、と・・・
ともかく観始める前には思いも寄らないほど楽しませてもらった、本編制作の米国スタッフ並びに日本の番組制作スタッフ、
皆様お疲れさまでした。日本スタッフといえばオモチャ販促コーナーを担当した東京女子流も
功労者だよなー、
ロボの魅力なんて正直まったく分からんかっただろうに(←言ってはならない現実)よく1年勤めたモンだわ。彼女らの楽曲ももっと主題歌に起用してやれば良かったろうになぁ、実際後期ED曲のアレがイチバン格好良くて番組にも似合ってたと思うし。
そしてふたつめ、
『FAIRYTAIL』視聴終了。うん、本作は完全に終わったワケじゃないみたいだから"終了"で構わんか。
コッチの最終回は上記とはまた違ったカタチで
打ち切りラストだったなー、ぶっちゃけ『RAVE』という
悲しい前例だけ知ってて本作継続の
ウワサを知らないままでいたら泣くしかない最終回になるトコだった・・・ ともあれラストはセイバーの双竜VSナツの燃える決戦と、エピローグ描写では特にレビィの(現時点では)謎を呼ぶのみな涙ながらの手紙がかなりよかったなぁ。あと今回だけ見たらルーシィのヒロイン度がウナギ昇りすぎて軽くビビった(笑) 本作での彼女の扱いって適度ないじられポジションが基本のハズなのに・・・(←酷ぇ)
本作については未だに忘れられない、肝心要の第1話が
クサレ演出にもほどがありすぎて冗談抜きで心配になったもんだ、それを回を追う毎にクオリティと切れ味がだんだん上がっていって、コレまた忘れられない、楽園の塔編ラスト・ジェラールとの決着回は
見事なほどの観ごたえたっぷりなハイクオリティエピソードになってくれて、その頃には本当に安心できる作品に"化けて"いってくれた。でも演出面ではやはり映像よりは劇伴が最たるモノだったかもなぁ、なんせメインテーマのあの曲が、アレンジほぼ同じまま曲テンポのみを変えて使うだけで、ドラマチックな場面から爆熱必死のクライマックスバトルまであらゆるシーンに対応して見せたのはやはり凄かった。マジであの曲が無かったら本作は魅力激減してただろうからなぁ、
メインBGMとして非の打ち所がないレベルのシロモノだったと思う。
番組としてはなんにしろココでいったん終了、しばらくは再放送版で繋いで機が熟した頃(というか原作マンガが溜まってから?w)にまた復帰してくれるんだろうから、ここから先がまた面白いのにとは思いながらもそれまでじっと待っておくばかり。とりあえずいまは
スタッフの皆様お疲れ様でした。いちおう繋ぎの再放送版は録画してくつもりだけど、いま改めて1話観たらビックリしそうだよなー(微苦笑)
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