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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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誰も死なずにホント安心

なんか今日の方が断然気温高かったな。んで明日からまた下がるんだろ?、最近マジでよーわからんわ。

 今期アニメの終了ラッシュ開始ですネ、『銀河機巧隊マジェスティックプリンス』視聴終了。
 最終回はもうホント、いままでの展開を直球でパワーアップというか加速させてて観ていてマジで圧倒されたワ。レッド5 VS ジアート機の超絶ロボットアクションで目を見張り、この燃えるバトルの最中においてもチームラビットのズッコケ漫才だけは欠かさないと、つくづく本作の脚本バランスには感嘆する他無い。ココまでずっと作劇のノリがブレずに突き進んだアニメ、そうそう無いよなぁ・・・
 さて本作、やはり改めて振り返っても、「宇宙戦争のために遺伝子操作で造り出された少年少女」や「ロボットとのシンクロが最高に達すると自意識を乗っ取られる」などのSFとしてもけっこうキツめな背景設定が目白押しであるにもかかわらず、肝心のメインキャラ達は(敵勢力を除いて)どいつもこいつも1本抜けてるザンネンな人々という、そのバランスの中で2クールまったく変わらずに進行していった作劇が真面目に見事だった。普通だったら序~中盤こそギャグありきでエピソード進めても終盤になったらシリアス要素の方が強くなってくる、というかシリアスに引きずられてしまいがちになるものを、本作と来たら上記のとーり最終回までこの調子だったからな~。そういうシナリオ構成でイチバン覚えが強いのはやはりドーベルマントリオが戦死した次の回だろうか、アバンで死んだ現実を静かに描き、途中でザンネン5ラビッツとチャンドラをギャグ有りで絡ませ、イズルとアサギの驚くべき出自の共通点が明らかになって、そんな展開の最後でお兄ちゃんときた、あの緩急の付け方にこそ本作の"らしさ"が全て詰まっていたといっても過言ではなかったんじゃないかと。
 そしてそれに加えて大きな観どころだったのが、ロボアニメとして肝心なロボットの戦闘描写だよなー。出てくるマシン関係はおよそ全てモデリングCGを動かして描写していた本作だが、元々のモデリングがトゥーンシェードの上手さとモデルの出来の良さもあってアニメ的に実に違和感無く、バトルが白熱してくるとソレを視聴者が絶対追いつけないってイキオイで暴れさせ、その上にアレやコレやとエフェクトを上乗せしてくるもんだからバトルがハデですっごい勢いを持って描かれていたのがメチャクチャ良かった。コレもまた最終回が凄まじかったからなぁ、覚醒レッド5が光の翼でジアート機の光弾を受け止めてソレを丸め込んだまま脳天から叩きつけた場面なんか、観てて素で「とんでもねえな・・・!」と呟いてしまったもの(笑) あのバトルはお世辞抜きで劇場ものクオリティだったワ、シリーズ最後とはいえ熱の込めようがハイレベルすぎだろ・・・(感嘆) ロボ描写がCGのアニメというと最近でも『ダンボール戦記』シリーズとかそうだが、近年は映像技術の向上で真剣に出来が良くなるばかりだよなぁ。こういうトコに技術進化を見て取れるのは楽しいモンだ。

 シリアス設定でありながらギャグをちょくちょくぶっ込んでくるおかげで全体の雰囲気がいつもポジティブというか爽やかというか、ソコが気に入ってBD全巻注文したけれど、ラストまで観てその判断が一切間違っていないと、そう思わせてくれたことが何より嬉しかった。スタッフの皆様お疲れさまでした。
 
イズルとテオーリアの出会い(?)についてや、ジアートの最後のセリフ、ジュリアシステム開発者なのだろうシモン司令の知人(もしかして奥さん?)などなど、どう考えても伏線がアレコレ残りまくりなので、いちファンとしてのみならず続編を切に望む次第だが。まぁとりあえずはBDでザンネン5の奮闘記を振り返りながら再度楽しみつつ、吉報を待つことにしよーか。発表があるとしても冬近くにやるらしいイベントだろうしな。ひとまず昨夜発送された4巻が楽しみ。
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