お盆恒例の道内巡りドライブ、今回の行程は小樽→留萌→手塩→稚内→豊富→名寄→興部→網走→標津→根室→浜中→釧路→浦幌→池田→新得→富良野→美瑛→旭川→滝川→美唄って感じでフィニッシュ、3日間・約1550kmの行程なり。今回は何が悪かったって道中ずっと安定して天気が悪かったことだなー、いちおう始めから走行ログのGoogleアース用データ取りを主目的にしていたしソコは大体果たせたんだが(※おかげで北海道の主要道路の8割強は網羅し終えた)、ドライブ自体はそれほど楽しくなかったかもしれん。んで家帰って明けての今日はやたらと晴れてんのな、なんか近年は大体こんな調子な気がする・・・
そんなこんなで丸3日ふらついてたワケだが、その間にKindleでセール中にアレコレDLして積みっぱなしにしていた電子書籍をひとしきり読み切れたので、その中でアタリだったマンガのショートレビューでもしよーかと(←旅行のハナシをしろよ)
・
『スターマイン』 4コママンガって電子書籍端末とはイチバン相性が良いハズだし試しに何か読みたい、と思って物色してるときに目に付いた作品。まったく知らないタイトル及び作者だったのもあって不安も強かったが、ありがちなハーレムラブコメながらも
テンポの良いコメディとしての比重が強めで気に入った。Amazonの商品画像見てると続刊の表紙絵が着実に進歩していってるのがスゲー気になる、まぁそのうちのお楽しみってトコだな。
・
『デンキ街の本屋さん』 秋葉原のオタク向け書店を舞台にしたラブコメって感じか、事前に思ってたよりもオタクあるある的なネタは強くなくて真っ当にキャラの絡みが賑やかで楽しい作品として面白かった。しっかしこの作者さん、
キャラの赤面とか泣き顔描くのがスゲェ上手いな、この手のジャンルでやってくのに相当有利な"武器"を持ってるタイプじゃないかと。書評を目にするに続刊はラブでコメる比率が強まるらしいのでソコに期待。
・
『モノクロームミスト』 元々イラストレーターとしての作者さんの絵が好きで、その初コミックスということで不安混じりに読んでみたが、コレが思っていたよりマンガとしてよかった。話の設定としてはありがちなダーク寄りのファンタジーなんだけど、
キャラ作画のクオリティがとにかく高くてソッチだけで充分読みごたえを得られるレベル。イラストレーター出身だと"マンガとしては"イマイチになりがちってケースがあるんだけど、本作は全体的に完成度がシッカリしてるんだよなぁ、大したモンだ。
・
『鏡野町のカグヤ』 『かぐや姫』や『浦島太郎』など日本のおとぎ話・むかし話をネタにした現代ラブコメ。・・・しまった取り上げた4作品中3つがラブコメだった、どーゆう片寄り方してんのオレ(微汗) コチラもまた絵師として好きな作家さんだったワケだが、同人とかでやってたらしいこともありマンガ自体の出来映えはもとより、お話そのものも予想以上に面白くてよかった。
おとぎ話のネタを原典レベルから参照して作劇に取り込んでいるようで、しかし基本の「むかしむかしあるところに・・・」程度しか知らなくても充分楽しめる、そのバランス取りが見事。本作だけまだ1巻のみなんだよな、続刊出たら早く読みたいトコだけど。
以上。いままでもKindle端末は札幌出たときとかにも持ち歩いてはいたけど、こうして遠出で本格的に扱ったのは初めてで、改めて出先で使ってみると「本棚を持ち歩く」という商品コンセプトを実に痛感した。てか旅先みたいな、
地味に間が空くときがちょくちょくあるみたいな環境下ではホントに便利だわ。スマホみたく自前の通信機能が無くてもそのへんのホットスポットから手軽にネット環境得られることも少なくないし(まぁロックかかってるケースのが多いケドね)、タブレット端末の良さ・便利さをつくづく思い知った次第。来月また関東まで遊びに出るけど、そのときはもうチョイ上手く活用できそうだ。
PR