『ドラクエ10』、レベル開放クエストその1に挑んでみたんだが、なんかもう何回も全滅食らってマジで心が折れかけた(泣&笑) チームの人から大変だって事は聞いてたけどあそこまでとは思わなんだ、とっておきの虎の子・世界樹の葉まで持ち出しても失敗するとかキツすぎるだろアレ・・・! やっぱりサポートでなく誰かに協力頼まないとクリアは難しいかなぁ、先のこと考えたら今回のコレはちょいと独力でどうにかしておきたいトコなんだが・・・(悩)
つーか『ピクミン3』といい、今日のゲームプレイはなんだか同じ事の繰り返しばっかりやってる気がする( ̄フ ̄;) あるイミどちらも自己満足というか、本来必要のないトライアル&エラーだしなぁ。
さて、そんなこんなで軽く記事書く気力も無くしかけてたんだが(←疲れて濁った眼)、これもコレでいまのウチにやっておかないとタイミング逃しそうな気がするので、昨日した予告(?)のとーりにマンガのショートレビューをば。先日にレビュー書いた『DQ・蒼天のソウラ』の巻末に、同作者ってことで宣伝の入っていた作品なんだが、気になって読んでみたらまたアタリだったという次第で。
題名『ひまスペ兎!(うー)』
作者 中島諭宇樹
出版 ジャンプコミックスSQ(※増刊誌SQ19の掲載作)
メインキャラは4人プラス1(あるいは3人+2体かね?)の女の子たち、舞台は現代から数百年以上のはるかな未来。無限に広がる未知の領域・宇宙へと人類が進出して早久しいその時代、高度にオートメーション化された宇宙船での長い長い航海において人々に立ち塞がった最大の脅威、すなわち
想像を絶するヒマと退屈を相手に英知を駆使して無重力空間を
遊び倒すという、本作はそういったお話でゴザイマス。
作者自ら
うさんくさいタイトルと公言する(笑)本作、内容的には
ハードSF・日常系といったトコロかね? 科学設定の大部分があくまで現代技術の延長上、ワープ航法や重力制御みたいないわゆるハイパーテクノロジーが一切無い中で、宇宙生活をオモシロおかしく過ごしていく少女らのドタバタコメディ、この構成がなんとも楽しい。川村功さんという設定協力を向かえて、本当にカッチリ作り上げられた科学考証を劇中あるいは幕間のオマケページで手軽に解説しながら、でもそのへん理解できなくても
単純にノリの良いコメディとして面白いのが素晴らしい。
そーだな、ワードで拾っていくなら「コリオリまくら投げ」や「無重力だるまさんがころんだ」、「衛星軌道スカイダイビング」などなど、宇宙空間ならではの様々な遊びを劇中のキャラがコレまた実に楽しそうにやっているという、SFモノ好きも日常モノ好きも両方取り込めるような内容。私もいちおう辛うじてエセSFと呼べなくもないモノを趣味でやってたりしているので、ソレもあって本作に興味が出たのもあったワケだが、実際読んでみてこの内容には
色々と勉強させてもらったような思いである。まぁ本作みたいに科学考証とかマジメに取り組んではいないしそもそもその必要自体無いとも思ってはいるんだが、でもコレ読むと自分の作ってるシロモノがいかに手落ちなのか実感してしまったなー。しかもその上でコメディとしてシッカリ面白いんだから、もう(笑)
そんな、実は
1巻完結のマンガです。キャラ設定とかけっこうアレコレ用意してあるっぽいので、きっとまだまだ続けられたんだと思うけど、でも多少"食い足りない"ながらお手軽に短く終わっているのもまた悪くはないかと。ホント、いわゆる隠れた名作のひとつと言ってもイイくらいに思いますヨ。
個人的にはそーだな、4話の無重力環境に適応・進化した
Gが出てくるハナシが、ギャグとか含めてイチバン好きかねー。あるイミ作中唯一のバトル回だよなコレ(笑)
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