ビミョーな風邪っぴきでも無視して札幌出かけてきたけど、けっきょく『よつばと』の新刊は置いてなかったとゆーいつも通りのオチ。週末が発売日の書籍はどーにもコッチでの店頭販売日時が読めん、何十年経ってもマジ読めん。
まぁそれはソレとして本来の目当てだった他のマンガはゲット、中でも
『虚構推理2巻』は引き続きアタリだった。ストーリーの本編部分が転がりだして、まぁ確かに"推理"の要素はまだまだ出てきてないんだけど、しかしながら原作既読者として先の展開知ってると伏線は色々貼られてるの分かるから面白い。鋭い読者なら2巻の時点で綱人七瀬の攻略法というか、異常なまでのチカラがどこから生じているか、気付けるかもしれんなぁ。
そーいった本筋は別にして、まさかマンガ版オリジナルで
あの「青春! 火吹き娘!」を読めるとは原作ファンの誰が思っただろうか(爆笑) このいかにも城平作品らしい言葉遊びというか、語感のインパクト
だけでできてるようなシロモノをマンガ上でビジュアル化しようと思ったモンだ。そんでまたその短いながらも内容が案外”らしい”感じで仕上がってんのがスゲェな、監修としても関わっていない原作付きというだけながらも何気に城平さんのお話と相性がいい漫画家さんなもかもしれないなぁ、片瀬さん。
そんなこんなで2巻も満足度上々、隔月刊誌連載なので次の巻はかなり先になるけど早く読みたいもんだ。そーいや片瀬さんといえば、本作がデビュー作品みたいだけど画力の高さがバツグンだよなぁ。まぁ近年良くある、「同人作家で長いことやってた人が商業誌に来た」パターンなんだろうけどね。この作画や演出の上手さはそうでもないと説明がつかないレベルだと思う、ホント上手いんだよなー。
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