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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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実写だと志々雄がマジで不死身すぎに見えるw

近ごろ帰りの遅い日が続いていた弊害(?)で『ドラクエ10』のプレイもスッカリ止まってしまっていたり。ときどきチョイとログインしてサポート仲間経験値だけ取得しといてるけどホントそれだけ、今日も色々出かけてたりしたから結局放置したままだし。ちとこの先やろうと(というか再開しようと)思ってることと、別の新作ゲーム購入予定でもあることを鑑みると、いっそこのまま休止してしまうというのも"手"かもしれんけど。ひとまず明日は完全に空いてゆっくりできるから、ソレでどーするか決めるかなぁ。できる限り"引退"ってのはしたくはないんだけど。

 そんなこんなでシンドイ1週間をなんとか抜けての土休、今日は映画観てきた。『るろうに剣心・京都大火編』観覧。もうこのひと言で充分だ、期待以上にスゲェ面白かったわマジで大満足(喜) 前作は映画館には足を運ばずレンタルBDで観る機会を得たのでソレで体験してみたら面白くて今作は期待を胸に出かけた次第だが、ホント劇場まで行った価値のある内容だった。まず何より全体の編成が見事、何がすごいって2時間強の本編尺を冒頭からラストシーンまで全編通してまるきり中だるみを見せずに突っ切るというその充実具合。本当に「退屈なシーンが入る」というのが皆無と言ってイイくらいまず無かった、終盤・クライマックスに到っては「そろそろ前編終わりか・・・?」とある種身構えながら観ていてもまだ盛り上げまくりのままシナリオが続き、本当にラストきっちり後編への"繋ぎ"が描かれてエンドロールに入るという。前後編の連続2部構成で作られた映画とかあんまし観たこと無い身だけど、本作ほどに2時間以上の長さでありながらたっぷり描かれたような作品ってそうそう無いだろうと思えるほど。
 その本編内容はコレまた、予想以上にかなり原作準拠のシナリオ展開。逆刃刀を新たに手に入れるエピソードとか外されるモンだとばかり思ってたけどキッチリ載せてきたもんなぁ。全体の尺からすると剣心が神谷道場を出て行くまでなどもかなり早くに描かれてることになるんだが、そのシーンまでのドラマ描写が不足無いおかげでそんなの全然気にならなかった。その代わり京都での薫たちとの再会が改変もあってちょいとアッサリ気味ではあったが、剣心の物語として描こうとしていた部分を考慮すると個人的にはアレでよかったとは思うなー。と、そんな風に原作マンガの展開をワリとなぞって進みながら、ちょいとネタバレになるけど、終盤の展開は大きく映画オリジナルの流れに。ラストシーンのアレとかまぁたぶんそーゆうことなんだろうけど、ともあれ終盤で一気に展開が変わるおかげで完結となる後編の展開が良い意味で読めない。決戦バトルの対決カードとかはきっと原作通りで組まれていくんだろうけど、しかし基本のあらすじは現段階じゃまるで見えやしない。この計算もまた見事だわ、マジでスッゲェ気になるもの(笑)
 各出演陣の芝居もまた満足度高し。原作者の和月さんからして太鼓判を押された主演の佐藤健さんは今作でも殺陣シーン含めて見事に剣心を演じきってくれてるが、並んで志々雄を演じた藤原竜也さんも実に好演。アニメ版の同キャラを意識したのだろうか、声色からして作って演じた志々雄像はホントによくハマってた。神木隆之介さんによる宗次郎は、原作に対して喜怒哀楽の感情が多少見えやすい人物像として演じられてはいたが、しかし同時に内面に潜む狂気が絶妙に感じられる芝居でもあってコレまた充分。加えて個人的に目を見張ったのが月影村のエピソード(※志々雄に占拠された政府に見捨てられた村)に出てきた少年だなー。その子役がホント激情の面で素晴らしい演技を見せてくれて、彼のおかげでここのエピソードの存在感が一段も二段も高まっていたように感じるほどだった。あの子はホント、これからの役者人生が軽く気になるくらいだわ。翁役の田中泯さんも含めて殺陣・チャンバラについては文句無しのクオリティだったけど、あえて難点をひとつ挙げると薫役の武井咲がちょっとへっぴり腰気味のアクションだったのが残念だったかも(微苦笑) タダのヒロインなら構わないんだけど薫はいちおう剣術道場の師範代だからなー、もーちょいガンバってほしかったかもネ。

 ともかくまぁ、感想並べようと思ったらマジでいくらでも書けそうなくらい観どころ充分・満足感十二分の素晴らしい実写化映画だった。新時代的表現の時代劇とも言える本作、期待して観にいって損することはまず無いと断言してもいいほど。つーか大半のお客が期待以上に楽しめると思う、そしてこの内容で楽しんだなら早々に完結・後編が観たくて仕方なると思う。何よりオレがそうだ(大笑)
 ・・・以下ネタバレになるのでご注意だが、個人的に前作でイチバン好きだったシーンが剣心が朱色の羽織を着るようになるとこ、つまり原作と同じ服装に変わる場面がバツグンに気に入ってたんだよね。本作ではその朱色の羽織を脱いだ状態で京都に向かうという作劇で、予想だけど後編のどこかの展開でその羽織を身につけ直す、つまり孤独な流浪人の剣客から神谷道場に根を下ろす緋村剣心に"戻る"という描写が入ると思うんだよ。そのドラマがどんな風に描かれるのかも含めていまから後編に超期待である。イヤほんと早く観たいわ。むしろ時間があるならこの前編もっかい劇場で観たいくらい。

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