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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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連月でシアター行くとかどうしたオレ

『スターウォーズ』の最新作が18:30に全国同時公開とからしいんだけど、コレってやっぱり時間差上映されるとネタバレの危険があるからそのための措置だよねぇ。超大作ってそういうのもデリケートに対応しなきゃならんから大変だよなー。

 んで、今日は映画の『俺物語!!』観てきた。あ、ちなみに原作マンガは知らなくてアニメは現在視聴中(※北海道は放送開始が1クール遅れ)、そんな次第でビミョーに気になってたので『バクマン』と同じ調子で行ってきたんだけど。ザッとした感想は、序盤のラブコメ展開は悪くなかったんだけど中盤で起伏が少なくてかなりダレる、けどラスト20~30分くらいのクライマックスでキレイに盛り返したとゆー印象。ハイ、個人的にクライマックスまでがイマイチ面白さが突き抜けてこなくて正直失敗したかとすら思ったんだけど、大和が猛男と実は両思いだったとようやく判明する終盤からがかなり良くて、コレを描くためのタメとカタルシスの発揮なんだったとしたらアリかなぁと、観終わってみて思わされたのはあるイミ見事。まーだからといって中盤が退屈でもイイかってことにもならんとは思うが。でも加えて言うとこのへん個人の好みでもあるから、中盤のもどかしい空気感がイイって人もいそうではある、実際そういうネットの感想も見たし評価難しいトコかねぇ?(笑)
 観ていて面白かったと言うか、目を惹いたのがメイン3人の芝居。アニメ版しか観てないから原作だとどうなのか知らないけど、キャラ的に原作準拠なのはやっぱりアニメの方だろうからその上で。いかにもマンガ的なゆるふわタイプのヒロインである大和が比較的普通な女の子として描き直されてたのは、実写映画だからというのもあってけっこうアリ。砂にしてもめったに表情変わらないクールキャラから、比較的感情が見えやすいヤツにされていたのもOK。このあたりは実写で役者が芝居するということもあって別に気にならない表現アレンジだと思うんだが・・・そんな中で主役の猛男だけがアニメとも全っ然キャラが変わらないというのは凄かった(大笑) ココについては体格から役作りに励んだらしい鈴木亮平さんの演技のスゴさ・上手さあってのものだろうけど、もっと凄いのがそんな猛男が劇中でガタイこそ恵まれてるがその中身は15~16歳の少年でしかないという本質的部分をシッカリ見せてきたこと。夜にベランダで父ちゃんと話してるときのシーンがホントに「あぁ見た目こんなだけど猛男もあくまで高1男子でしかないんだよなぁ」と思わされて、あの演技力はまったくもって見事だった。このへん映画『バクマン』でサイコーが見た目どーしても高校生に思えなかった(苦笑)のと対照的ですらあったなー。
 ネタバレになってしまうが、アニメ(※原作もだろうけど)は2人が告って付き合ってからのラブコメドラマが主体なのに対し、映画版は両思いだと判明するのが山場にされていて、このへんは2時間尺でオチを付けるためにはストーリー再構築としてもある種当然の選択だったろうけど。その上で主題歌起用された槇原敬之さんの『No.1』びっくりするくらいのシンクロ具合だった、ヘタしたら原作と同時にこの曲も脚本作りの土台に持ってきたんじゃないかってくらい。や、本来その物語とまったく接点も関係も無いような歌が、まるでそのために作られたと思うほど内容が合致する事って地味にワリとあるモンだけど、今回のは模範例といってイイくらいだったなー。歌詞の冒頭3行とかマジであまりにもその通り過ぎて、エンドロール観ながら軽く感動したほどである(笑)

 そんなこんなで、途中まではハズレかもと思わされたけど、最後まで観てみればちゃんと満足できる映画だった。そーいや本作、上映開始前後にテレビで30分の特集番組やっててソレもたまたま観たのが映画館行った要因のひとつだったんだが、あの番組なぜゆえ司会がキャイーンの
天野さんと声優の平野綾さんだったんだろーか。たぶん原作ファンだからとかの理由で呼ばれたんだろうけど、別に平野さんがダメとか言う気は無いが声優呼ぶならアニメの出演者を連れてくればいいのにとはさすがに思ったなぁ( ̄▽ ̄;)

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