帰りに寄った書店で10年以上前のスゲェ懐かしい漫画家さん、
具体的に言うとドラクエ4コマ劇場で執筆してた作家のひとりの新刊マンガを見かけて、何というか
少し嬉しい気持ちになったり。や、昔読んでたけどいつからかスッカリ名前を見かけなくなった作家さんが、フイにいまも現役でやっていることをどこかで知ったときってチョットそういう気持ちになりません?
『妖怪ウォッチ』のネット感想で、
「"今時の子供"を描こうとして失敗してるアニメとか時々あるけど、そうじゃなく作家自身が子供だった頃の描写再現だけでも大丈夫なんだな」という寸評を目にして
すっごい納得。『ドラえもん』や『サザエさん』も劇中描写自体は昭和テイストからまるっきり変わってないハズなのに、子供ウケという部分で見た場合にいまの
時代と合ってなくて失敗してるかと言ったらソレは確実にNOなんだよな、この分析(?)は地味に興味深かった。結局のトコロ、余程でない限り子供時代や学生時代って世代が違ってもそうそうギャップが大きいほどでもないってことなのかもしれんなー。20年前と現代とを見比べた場合、携帯電話というガジェットのおかげでかなり明白な差異が存在してるんだけど、創作の中でソレを必ず描写してないと現代的ではないかっていうと案外そーでもなかったりする、と。
どっからどう観ても昭和感であふれまくってる『妖怪ウォッチ』が思いっきり小学生ターゲットにウケて、原作ゲームもハーフミリオン到達目前という乗りに乗ってるイキオイであることを踏まえると、"イマドキ"というモノを意識はしても熟慮する必要性って思われてる以上に薄いのかもしれんね。・・・逆に言うと、子供ウケを目指して失敗してる作品はそういうトコで何かズレてるのかもしれんなー。や、
至極単純に『妖怪ウォッチ』が単独でよかっただけというハナシもあるけど。流行るモノって後付けで語ることはいっくらでもできるけど、事前に狙っていくのは本っ当に難しいってのを再認識する次第でもある。
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