4月1日ですね、エイプリルフールですね。イヤとくにネタも無いんですが。・・・シャレにならない冗談ならいくつか思いつくんだけどなぁ(←ヤメロヨ)
なんとか視聴が追いつけてる状態ではあるな、そして本日分は『ガンダムビルドファイターズ』視聴終了。最終回はもう、前半Aパートは
キャラ総出で大暴れ、後半Bパートからは
物語の集大成を見事に描いてくれやがった・・・!(感嘆) 委員長やキャロちゃんまで参戦してのオールスターバトルぶりはホント最後の大花火って感じでロボットアニメとしての面白さを詰め込んだ映像になってたよなー、その中で最後の締めはセイがビルドMrkⅡからブースターを切り離してレイジのスタービルドとドッキング、最終奥義のハイパーダブルナックルをぶちかますとかもうスゲェのなんの。先週の決勝バトルで"ニブンノイチ"同士である彼らのタッグバトルは充分描いたと思ってたのに、最終回でまだネタを披露してくるとはなぁ・・・ そしてドラマとしての終着、ユウキ先輩との真の決勝戦がまたベクトル違いの熱さを描いていた。ガンプラが好きすぎて自ら傷付ける覚悟が無かっただけ、でもこの大会で出会った人々から覚悟や色んなことを教わったいまなら最高のバトルを自ら披露できる。ガンプラで戦えるという
強さを持っていたレイジと、戦えるガンプラという
力を提示できたセイ、
ニブンノイチでどちらが欠けてもきっとたどり着けなかった世界大会優勝の場所だったけど、これからはセイひとりだけでも行けるかもしれない。この物語が描いてきたのはセイがひとりのビルダーとして、同時にファイターとしても独り立ちするまでを語った少年の成長ドラマであったことを、最後の別れまでで明確に示してくれたのは素晴らしかった。最後のハイタッチも出来ずじまいで終わったのが、また
寂しくも素敵な余韻だよなぁ・・・
さあ総括っ! 本作はホント、ふたりの少年が出会ったところから劇中4ヶ月の中で、ガンプラバトルを通して熱く走った青春物語であり、その世界の中で生きる様々な人物を描いた群像劇であり、その中で強敵やライバルと切磋琢磨し技能も心身も磨かれていった成長ドラマであり、そうした関わりを通して育まれていった恋愛ストーリーでもある、とどのつまり
少年マンガとして必要不可欠な要素を存分に取り込んで作られた最高にしてバツグンのロボットアニメだった。ホント正直なハナシ、ガンプラを主題にしたアニメって始め聞いてイロモノ臭を感じてしまったのはあったけど、フタを開けてみれば
ムダな回がゼロに近いくらい毎回毎話が濃密な作品だったからなー。そう、エピソードの内容が見事に計算されて詰め込まれてたのが大したモンだった、だって決勝バトルくらいは2話にまたがるかと思ってたらそれすらせずに先週今週でコレだもんなぁ。これだけのスピード感を保ち続けた2クール作品ってあんまり他に無いよね。バツグンのシリーズ構成に対する最高のアニメ映像という、つくづく見応え満点のロボットアニメであったかと。
レイジと別れ際に交わした
「いつか最高のバトルをセイを相手にやりたい」という約束、ソレが実際に果たされ、さらには
我々が目にすることはいつかどこかで適うのか? 適うならかなうで嬉しく思うと同時に、描かれなくてもソレはまた余韻があってイイよなとおもいつつ、いまはひとまず
スタッフの皆様お疲れ様でした、と労いを。もしも第2シリーズの発表なりがあるとしたら、今月末発売のムックではまだ早すぎるだろうし、やっぱBOX2巻目が出る頃とかかねー。