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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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密かにOPはダセえと思ってたりする

やっぱり『双星の陰陽師』は面白いなぁ・・・(←ここ数ヶ月毎回言ってんなコイツ) 次のコミックスも楽しみだけど、清弦が主役の外伝小説とやらもけっこう気になる。大人メンバーのバックボーンって思った以上に色々複雑な設定が用意されてんだなぁと、今回の番外編を読んでみて改めて。本作は紙書籍でコミックス集めてるし、小説版買うならKindleじゃなくてもイイかなぁ。ま、出てから考えるか。

 いくつか夏アニメも始まりだしてるけど、地方はそもそもの放送開始が何かと遅れるのでどーしたって追い付かないもんで。そんなこんなで放送アニメ『甲鉄城のカバネリ』視聴終了。最終回だけど美馬の正体(?)がカバネリだったってのは予想通り、生駒が生きて戻ってこれたのは予想外ってトコか。まぁ生きてたのも美馬の温情によるものだったらしいが・・・その一方で最後の最期まで美馬という男がよく分からんままに終わってしまった感も(苦笑) いわゆる破滅願望者だったようだが(たぶん自身がカバネリ=未来の不確かな存在だから暴走した、と解釈してる)、ソレは構わんとして何故ゆえ多くの人間が彼に付き従ったのかは描写が無さ過ぎて全然理解できんかったなー。作品世界的にはカバネの脅威など問題は何も解決してないけど、それでも無名改め穂積たちの晴れやかな笑顔で締められたのは悪くはないラストシーンではあったか。表面上だけでも「終わりよければ全て良し」みたいなヤツ?
 さて総括・・・・・・だけど、本作レビューのいっこまえが自分的に評価高かった『はいふり』だったのは個人的に面白い偶然といえるかもなぁ、とゆーのも本作こそがまさに設定の"雑"な物語だったワケで(大苦笑) 美馬サイドの背景語りが手落ち過ぎてたのもそうだけど、作品世界の描写としても鉄道の存在はイイとして線路の整備維持はどーなってんだとか、江戸時代ぐらいの架空日本が舞台らしいのにボイラーとかウイルスとか外来語がワリとふつーに使われてたりとか。まぁ言葉については設定遵守よりも視聴者サイドへの理解しやすさを優先したものと解釈できるけど、でもやっぱり世界設定の構築において"雑さ"がにじみ出ているのは否めない点ではあったか。
 と、作劇描写の面ではホント描写が適当というか大ざっぱすぎて個人的にアラ目立ちまくり、ではあったんだが、それでも登場人物個々人のドラマとしてはかなり楽しんで観られたので、トータル的にはさほど悪い作品でもなかったのがワリと正直なトコロ。キャラのドラマとしてはやっぱり生駒と無名だなー、特に生駒は第1話のときこそ正直よく分からんヤツだったけど、七夕の回とかで無名に幸せな未来を与えたいと願い、そしてラスト2話ではたとえ自分が破滅しても無名だけは救い出すと決断する様なんかは素直に燃えたし。逞生が死んで心折れかけたときも、「そりゃ親友をあんな風に失ったらそうそう立ち上がれねえわ、来栖も無体なことを言う・・・」とか思って観てたし。だからこそただ無名のためにと再び立ち上がった姿が格好良かったワケで。
 最後の方、心臓の描写を意図的に明示しなかったこともあって無名がカバネリに戻ったのか人間にまで戻ったのか不確かなままだったが・・・でもあの身体能力見る限り人間越えてるしなー、やっぱまだカバネリのままかぁ( ̄フ ̄;) ともあれキャラドラマとしてはいちどケリがついてるものの、作劇世界自体は上記の通り何ひとつ解決したワケじゃないままで終わったので、どーしても拭えなかった雑さを解消してもらう意味も含めて続編を希望したいが・・・クール分割スタイルでやるなら放送終了時に告知するよな、ソレが無かったって事は企画としてはソコまで動いてないって事で、やっぱ望み薄?(苦笑) う~むどうも何かと物足りない作品だった気がするな、でもまぁスタッフの皆様お疲れさまでした。

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