最近また日中の晴れ間が続いてるけど、これまた雲が出ない日も続いてるから日暮れ頃から放射冷却でだいぶ冷え込むワケで。一日中暑っ苦しいのと夜になって肌寒いの、さてどっちがまだマシなのやら。
春シーズンで観終わる番組はコレでラストかな、放送アニメ『暗殺教室2nd~FINALシーズン』視聴完了。最終回の流れはいつも通り原作準拠で一気に描いてったカタチだけど、女子生徒の大学生バージョンは
原作で感じた以上に軒並み美人さんに見えた(笑) 特に狭間さんはフツーに寡黙な図書令嬢って感じになってたなぁ、
女は年齢を重ねて化ける・・・!(←なんかちょっと違う) あとは、最後のヤンキー生徒を福山さんが演じていたのは、アニメならではの仕掛けというかメッセージの込め方で上手いと思ったり。
さて総括。まー基本的には前期・1stシーズンで感じた事とあんまし変わらんのよなぁ、すなわち
シリーズ構成が圧縮脚本過ぎるとゆー。原作全体の後半・2~3学期の物語を2クールにまとめようってんだから仕方ない面もあるんだが、やっぱり積めツメでハナシ進めすぎてるせいでエピソードが通り過ぎていくのも早すぎてどうにも。特に殺せんせーの過去暴露である死神編なんてアレ、2週にまたがってはいたけど尺自体は1話分の時間しか使ってなかっただろ。あのエピソードはもっとじっくりと、3週くらいに分けて描いてほしかったトコだったが・・・
しかしながら。一方で、渚とカルマが宇宙ステーションに行くエピソードなんかはオリジナル描写もけっこう加えながらも1話で描ききった事で思った以上にスッキリきれいに収まっていたし、ラス前回の暗殺教室卒業もまた原作で数話使ってたトコロを一気にやったことでまとまりが凄くよくなっていたのは意外と確かな部分。ラス前回は他にも、殺せんせーの最後の出欠とりを全生徒をフルネームでしっかり呼んでいたのが、個人的には良い原作改変だったし。つーかマンガでどうしてフルネーム点呼しなかったのか、演出的に物足りないというかむしろ疑問だったからなー、アニメでそのへん変わってたのはよかった。とまぁ、圧縮脚本だったのは1期ではホント欠点としか映らなかったんだが、終盤のエピソードについてはこうして逆に好印象になった場面もあったりで、
2期目についてなら可もあり不可もあり、トータル的には案外悪くもなかったかといった印象にはなった気がする次第。つまるところ原作に対して一気にまとめて描くようにするのって、全体の展開・内容次第でよくも悪くもあるってことなんだねぇ。何事も適材適所みたいなハナシか?
ことある毎に言ってるとーり私はアニメ化等のメディアミックスに対しては非・原作主義者なので、本作のようにあまりにも原作通りの作劇になるのはワリと物足りなさを覚えてしまう方なんだけど。でも本作の場合は最終章あたり特に、エピソードの内容がカッチリ決まりまくってるからオリジナルの付け足しとか厳しかっただろうしなー。その中でもアニメらしい表現・演出で作品を描写していった点はやはり評価すべきポイントだったのも確か。ともあれ
スタッフの皆様お疲れさまでした。しかしまぁ、原作マンガから実写映画まで色々やる事になった本作だけど、アニメだけはこうも時季外れの最後尾ゴールになってしまったのは如何ともしがたいトコだねー(微苦笑)
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