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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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辛味って実は味でなくタダ痛覚にきてるだけ

姉に「Vita買わないの?」と訊かれたのだが意図が分からない。つーかそもそもほしくないしなぁ、なんせやりたいゲーム無いし・・・

 味覚を電気的に再現する仮想体感システムが開発されたんだと。まっさきに『トリコ』のGTロボを思い出したけど、まぁ間違ってはないな実際の話し(笑) 人間が神経通じて体感することの大部分は電気信号と脳処理との関わり、味覚にしても食材の化学成分が唾液(水分)に溶けて舌の細胞と反応したときに生じる刺激=電気信号をのーみそで処理してその結果が云々だから、電極ひとつあれば機材的には再現手段が確立されるってのは理屈だけど、でもやっぱり先端科学(化学)すげぇってなモンで。将来的には医療目的で糖尿病患者に甘味を疑似体験させてあげたりとか、ナルホドそういう使い方には広がりが生まれそう。んで記事読んで興味深かったのが、味の基本5要素のうち「うま味」だけ再現できてないってトコ。うま味ってアミノ酸やグルタミン酸とかの成分なんだけど、聞いたハナシじゃコレ元々の海外発祥での味覚研究には存在してなくて、魚介類を多く扱う日本食が研究対象に入ってからようやく味覚の一種としてうま味という概念が生まれたというシロモノらしく。研究が遅咲きだったせいでまだ機械的な再現が確立してないのかもしれんけど、日本人にとってはあるイミ最もなじみ深い味覚だけがデジタルには作れていないっていうのは、なんとなく面白い気分。なんだろ、それだけうま味成分ってのは繊細な味感覚でもあるって事なのかねぇ。
 いま書いてて思い出したけど、苦味ってのもコレ本質的には毒成分に対する味感覚らしいヨ。人間が基本的に苦いものを好まないこととか、コーヒーなんかを子供の頃ダメでも大人になったら平気になってくるのとかも、毒を避けようとする本能的な事や肉体成長にともなう免疫力アップが理由かもと思うと人間のシステムって面白いモンだよなー。
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