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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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頂点を目指した江戸の絵師

イキナリですが先に注意、グチります。
「よっぽど言ってやろうかと思った」とか当人のいない場所でしゃべるくらいなら直接相手に言えよ、と職場のオッサンに対し難を覚えてみる。つーかもし対象がオレだったりしたらまず間違いなく直に文句言ってきただろーな、ホントあの人イラッと来るというかスタンスが気に食わないわぁ・・・

 葛飾北斎の様々な絵画。富嶽三十六景がアタマひとつ抜けて有名で、そういう「富士山の絵を描いた日本画家」として名を遺してる印象の強い北斎さんだけど、実際にはコレこのよーに多種多彩な絵をバンバン輩出していたワケで。確かに風景画の、クオリティとか"静"たる絵の中に込めた強烈な"動"には目を見張るばかりだが、同時に動物画や美人画の完成度にもまたウットリしてしまう。というかこうして並べて見てみるとつくづく、日本画家というのは歴とした間違いの無い芸術家・アーティストなんだってことを痛感するね。こうして言葉を変えて言い表し直すと、ときとして陳腐な印象に変わってしまうときもあるけど、でもやっぱ葛飾北斎は本物の巨匠だよなぁ。
 個人的にイチバン気に入ったのは晩年に描いたという『雪中虎図』。降りしきる淡雪の美しさとか、虎柄の毛並みが表現スゲェとか、それでいて虎の表情にはどこか愛嬌さえ感じられるとか、全体のバランスがなんかすっごい好きだコレ。コレほどの絵を亡くなる数ヶ月前に完成させていたってのがまたなぁ、まさしく生涯現役、死ぬどのときまでいち画工を貫いた生き様だったんだろうなー。芸術家かくあるべしといったトコロか。
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フツーにブースト積まれてるしな

止めどなくあふれ出す私の鼻水。(←風邪の治りかけ)

 F1のうんちく。近年では『capeta』、古いトコだと『サイバーフォーミュラ』なんかでスポーツレーシングもの触れてきたような人間なので、具体的にF1の知識はロクに持ってないけど、でも読んでてすごく面白かった。いまの最新F1マシンって、ひと頃のような流線型のボディじゃなく若干ブロック的なデザインになってて正直不思議な感じすらあるけど、でもこのデザインも"速さ"に対しての様々な追求・チャレンジの結果生まれた形状なんだろうねぇ。
 にしてもリンク先のうんちく群読んでるとつくづく思うが、瞬間的な加速装置とかアクティブに調整できるサスやウイングだの、マジで『サイバー』のクルマみたいな機能載っかってんだなと思わずにはいられない(笑) もっともブーストといっても、アニメじゃ別のブースト用エンジン積んだりしてたワケで、いまのF1のヤツとは別のハナシみたいだけど。でもアニメの世界で描かれたレースマシンがいまリアルなカタチで微妙に再現されてるのは面白いもんだ。前に友人が「『サイバー』はけっこうマジメにF1の先端技術を参考にメカ設定作ってたらしいから近づくのは当然かも」みたく言ってたけど、ホント痛感するよなー。

マンガのEIGHTHでも取り上げるかなぁ

身内で地味に流行ってるといえば、『ドラクエ10』の所属チームでいま『艦これ』が徐々に広まりつつありまして。最近ひとり始めたメンバーがいて、前から多少興味持ってた他のメンバーが着いていくようなカタチでプレイ開始している模様。スマホゲームだから『ドラクエ』と平行して同時プレイしてても大して負担にならんらしく、そのへんで遊びやすいんだとかで。でもまぁ昨日のブラックサンダーと違ってコチラは自分でも触れてみようとかは思わないかなー、単純にこの手のゲームには興味が薄いし、戦艦とかミリタリ知識&趣味も持ってないし、なによりスマホ持ってないこともあってコンシューマゲームとブラウザゲームとを同時プレイするには自分のデジガジェ環境が整ってなさすぎるしね。なんにしろ他者が楽しんでる分にはそれはソレで良いことだ、チームチャットでアレコレ言われてもいっこも分かんねえけど(笑)

 iPS細胞に取って代わる新たな万能細胞の開発・治験が進んでいるらしい。なにやらiPSよりも作り出すのがより容易らしく、この調子で研究が進めば医療がかなり大きく発展できるレベルの発明だとかで、今後の進展に強い注目がそそがれてるようだが。先頃から話題のiPS細胞も、作るのに時間がかかる(※3~4週間くらい必要らしい)のと、あとガン化のリスクがデカいってのが主な難点らしいんだが。コチラのSTAP細胞は早く作れるのはイイとして、ガン細胞への転化といったマイナス特性はあるのかかなり気になる。もしそのへんの不安要素も低レベルとしたら本気で医療が変わる期待も生まれるが・・・ ともあれ続報に注目だなー、そしてこんな素晴らしいモノを研究開発しているのが日本の大学だってのもまた、色々と目を見張る部分であり。
 ときに。こーゆう万能細胞のハナシを目にすると、すぐさま自分と同じ遺伝子で肝臓とか欠損身体を作り直したりできる、みたいな想像に持っていかれがちだが。実際の医療では、臓器細胞の代理を作りソレに投薬などを施して効果が正しく出るか・毒性が発生しないかを検査する、というような利用法がいまはメインなんだとか。要するに小規模のクローン体実験ってことだろか。なもんで、夢のような治療技術に到るまではまーだまだ研究が必要なワケで。でもその夢へ近づくために現在の研究があるワケで、かつては完治不能だった様々な病がいまや克服されたモノにまでなっているのも同じ事、iPSでもSTAPでもこの研究がいつかの未来でどれほどの"花"を開かせるのか、長ーい目で注目したいもんである。

こーゆう ネットのチカラ はイイよね

職場で同僚のひとりがハマっていると話したのをキッカケに、何故かブラックサンダーチョコがプチ流行を始めようとしており。私も正直なトコ存在知ってても食ったこと無かったから、いい機会と思い買ってみたんだけど。実食してみてナルホド、好きでハマるって人間がいるのも分からんでもないと納得したんだが、でもこれハマるレベルで食いまくったらぜってぇ太るよな(笑) 美味いはうまいんだけど甘すぎ、コレを1日何個も食ってるとか言ってたくだんの同僚さんは軽くマズいことになるとすら思えた。

 アメリカで20年も未解読のままだった祖母の残したメモ、ネットで公開したら一気に謎が解けたんだと。昔から「三人寄れば文殊の知恵」なんてことわざもあるくらい、人数揃えて額を付き合わせれば多少の難題も解決できるもんだが、インターネットの経由による無数の人間が発揮する集合知はまさにくだんの言葉を名実化して見せたような例ですね。ホント数万人が同じクイズに取り組んでると誰かひとりふたりは驚くしかない速さで答え出しちゃうからなー、定期的に放送してる『リアル脱出ゲームTV』なんかイイ実例だよね、30分くらいで完全解答者の1人目現れるの毎回だもんな、番組中のヒントなんてほとんど出てないような状況なのに。なにか上手くヒラメキがかみあう人間が、その数万人の視聴者中にいるってことなんだろーなぁ。
 ただこういう「数万人分のヒラメキ」があっても未だ解明されてないナゾも、この世にはやはりごまんとあるワケで。有名どころだとヴォイニッチ手稿とか、暗号ではないけど古いモノでナスカの地上絵なんかも、謎のまま真実が未だ明らかになってないシロモノだよね。どちらもすでに数十万じゃ利かないくらいの人間が見知ってるものの、全力で解明に挑んでいる専門家も含めたそれだけの"集合知"があってなおナゾのままであるこの世のアレコレ。こういうのがあるから世の中広くて面白い、人智が及ばぬ"なにか"があってこそ世界は確立してるってなもんだ(笑)

入れ換え無用は特に要らんが

 『ラジヲの時間』で鈴井さんが「今回の『水曜どうでしょう』新作はナレーションがひとつも入ってないと言ってて、あぁそういえばそうかもと軽くハッとさせられた。ソレをして鈴井さんが「それでも番組が成立してるってことは、そろそろ円熟期に入ったということかもね」みたく続けて、まぁ円熟というか何も変わらない作りのようでチョットした変化は入ってるんだなぁと思ったりもしたけど。北海道ではその新作が終わっていままた「オーストラリア縦断」の企画から再放送がリスタートしてるんだけど、やっぱ昔の『どうでしょう』と新作や近年のとを比べると、出演者の年齢差もまずあるけど、けっこう色々な箇所が違うんだよね。なんせこの企画をリアルタイムで放送してたころって私も高校生時分だったからなぁ(※当時はまた番組観てない。ラジオでの鈴井さんは知ってたけど)、そりゃ年季というか歴史を感じるのも当然かー。

 全話収録でもディスク1枚だけっていうアニメがようやく出た件。この要望、というのとも少し違うかもだが、大容量であるBDが出てきた頃からソコソコ言われ続けてきたハナシだよなー。んで結局セルディスクの収録内容がDVD時代となんら変わらないままで、一部の要望持ちは軒並み失望したとゆーオチが付いたワケだが(苦笑) HD映像に対応されただけみたいなもんだったからなー。そんな中でようやく『GJ部』って作品がワンディスクのBD-BOXとしてソレを実現、価格にしてもだいぶお手頃というパッケージらしいんだけど。うーん、自分もいちおう上記の要望を持っていた人間のひとりなので、この件は朗報っちゃそうなんだが・・・本作が上手く売れたとしてもあとに続くアニメ作品があるかったらソレは少ないだろうなー。だってお客側はコンパクトかつリーズナブルでお得感強いけど、売る側はソレじゃ肝心かなめの制作費回収が間に合わないだろうこと明白だし、ソレやってたら遠からずアニメの"商売"が破綻するだけだろうからなぁ。
 このへんの問題にしても、アニメ作って・ディスク売って・ソレが売れればヒット作として勝ち組・でも一定以上さばけなけりゃ赤字直行でアウト、みたいな流れが確立しちゃってるらしい現在のアニメ業界構図がもう終わりかけてんじゃねえのかって感じもあるけど。深夜アニメ黎明期はソレでまずまずやれてたんだろーけど、気が付けばその深夜アニメが半ば主体とすらなってしまったいまのアニメ放送体制、構図が変わっちゃってるのに初期のやり方と同じ事やってればそら破綻もするだろ、と。なんだろ、商売としてこのスタイルで突っ走るのがデフォルトになっちゃったから、もう変えよう・戻りようにもできなくなってんのかねぇ。
 なんかハナシがズレた感じ。さすがにワンパッケでは画質がやや落ちるそうだけど、そもそも地デジ化してフツーに放送してるのを観るだけでもクオリティ充分な作品が大半だし、いくらなんでも放送版より画質が下ってことにもならんのだろーからそのへん踏まえればホント問題は無いよな。ともあれ今回の1枚BOXが、コンテンツの需要供給それぞれに明るい売上げ結果を出してくれるといいんだけど。

 つーかそもそも『GJ部』ってアニメは面白いんだろーか。私この作品まったく知らんのよな、タイトルの感じから学園コメディ的な内容かと推察するが。・・・こんどTSUTAYAで探してみるかね、面白かったら試しで買うって選択も悪くないし。