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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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ディズニー映画なんて小学時分の校内放送以来では

昨日の土曜は、イラスト集とコミックの設定本と新刊マンガとOAD付きのも買って、外出時用の扇子新しいも新調して映画観て前売り券もゲットしといて、んで帰宅してからAmazonで仕入れたモノ含めてひととおり整理して、最後にファイアTVの設定してみたら初期不良食らってカスタマーに連絡して交換品の手続き取ったら精根共に力尽きた(完) てゆーか散財するつもりでいたのは確かだけど、そんな次第だったのでトータルで言ったら4万くらい使ったんじゃねーかオレ。バラバラの買い物だけでそれだけの出費するのはなかなか久しぶりだなぁ・・・

 感想は当日中に書くつもりでいたけどこーいった次第だったので今日までスルーした、映画『ズートピア』を観てきましたとさ。公開から1ヶ月以上経ってんのに客入りはそこいらの映画の公開直後レベルだったのは目を見張ったね、ロングラン作品ってホント大したモンだわ。んで、観てみて大入りだったのに大納得、確かに面白かったし凄かった。『ドラクエ10』でチームメンバーのおすすめがあって、またTwitterのフォロー各位も高評価だったので後押しでシアターに行ったカタチだが、やっぱり評判が高いモノにはそうなるだけの裏付けがあるんだなぁと再認識したとゆーか。そりゃ小学生女子が踊り出して受付嬢に喜々として感想も言うわな、っていう(笑)
 そんな大人気上映作、お話としてはコレがもうビックリするくらいド直球の王道。新米女性警官ウサギとうだつの上がらない小悪党キツネのコンビで転がっていくアクション盛りだくさんなバディドラマといったトコロなんだけど、まぁホント「王道とはこういうものだ」と言わんばかりに脚本が進んでいくので、「あぁコレはいっかい痛い目見る流れだな?」とか「これブラフであのアイテム使ってラスト逆転するだろ」とか想像した事がマジでそのまま描かれていく(笑) このへん悪く言えばチープな展開とも言えるんだが、でもソレ以上に王道展開と呼ばれるものが何故長年廃れることなく支持され続けるのか、そのゆえんを思い知るような面白さに満ちているのも事実。というか、こんだけドストレートなんだものそりゃ子供にも圧倒的に評価されるわ、と。
 んで。その基本設定とぶれないシナリオの上でテーマとして描かれているのが実は人種差別問題という。いやホント、「色んな動物たちが暮らす街」という設定のおかげでいくらかマイルドに表現されてるとも感じるけど、物語の実態としてはかなりヘビー。想像だけど、コレたぶんアメリカが抱える社会問題、もっと言えばニューヨークあたりの現実を再構築して作った設定・脚本なんだろうなぁ。日本は基本的に一民族の国だからソコまで問題視されない事柄だけど、ディズニー=アメリカでこういう映画が作られたというのは納得できる気がするし、またそういうテーマの作品を幅広い世代で人気を呼んでいま観覧されているというのは何気に価値が高いとさえ思う。
 動物たくさんの一見夢いっぱいな大都市で繰り広げられる、実は夢と現実のギャップと厳しさを突きつけてきてソレでも夢を追うことの価値を描いてくれる、骨のあるテーマながらもあくまで確かな娯楽作品として仕上げられたCGアニメ映画、ソレが本作といった印象。ロングランになる映画にはそうなるだけの理由があると、つくづく思わされた今回である。まだどのくらい長く上映されていくかは知らんけど、興味が湧いた人は観に行くだけの価値があるとは思うなー。子供も大人も楽しめるというのが納得してもらえるのではないかと。


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