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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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朝イチからでも客多い日だった

いちおう。平日もブログ更新したいとは思ってんだけど、帰宅して食事取ったり洗濯したりアレコレ片付けてようやく自由な時間が取れるって頃には大体23時回ってる、みたいな毎日じゃあPCに向かうヒマなんてマトモに取れないよね、っていう。録画番組消化するのでせいぜいだわマジで、『スマブラ』も大乱闘ちょっとやれる程度で、あんまし時間かからないとはいえシンプルモード攻略とかしてるヒマがなー。全キャラクリアとかマジメにできる気がしねえゾ・・・

 ともあれ今日はとりあえず休みだったんで、いまのウチに観とかないとヒマが無くなりそうな気がしたので当初予定より早めに映画館行ってきました。『るろうに剣心・伝説の最期編』観賞。やー良かったわ、エンタメ時代劇のチャンバラバトルムービー此処にありと言わんばかりに前編よりも殺陣が比重強めで実に熱い内容になってた。全体バランスから言うと前半の方が満足度は高かったようにも思えたが、ソコはまぁ前半観たことでの期待度が高まりすぎたのもあった気がするし、完結・後編自体の出来映えだって充分すぎる内容だったのは確かなハズ。
 シナリオ的には意外と(?)原作準拠だった前編に対して、大筋の箇所は原作マンガに習いつつも全体的な展開はおおよそ映画オリジナルの脚本に。そのため蒼紫が最終バトルに参加する流れとか、何より十本刀の扱いが思いっきり端折られたカタチになってしまったが、でも本作(及び映画第1作目)があくまでも「緋村剣心の物語」としてシナリオの中心を明確にしていたことを考えると、今作の作劇は個人的にかなり納得・満足のできる内容だった。コレ、1作目のときから興味深かった点なんだけど、劇中のどっかのシーンでけっこうハッキリと剣心(人斬り抜刀斎)を"否定"する場面がはさまれるんだよな。その上で剣心がいま不殺の誓いのもと剣を振るっている、血塗られた過去を踏まえてなおいまを生きようとする様を描いていて、そういう作劇を取っているからこそこの実写劇場版シリーズは「緋村剣心の物語」として完成度が高いと感じているワケで。イヤほんと、この視点で観たらぶっちゃけ原作マンガよりもテーマが明確でよくできてたと思うほど。モチロンこのへんも原作の出来があってこそ成り立つ再構築なんだけど。あぁそうそう、サブタイトル『伝説の最期』の意味が分かる場面は「なるほどそういうことか」とちょっと感心した。
 チャンバラ映画としては、比古師匠との修行からラスト志々雄との最終決戦まで、より以上の充実度に。剣心以上の強さを誇る師匠とか、二刀流ならではの独特な戦闘を見せる蒼紫、そしてラスボスとしてまさに最強と呼ぶに相応しい志々雄と、それぞれの殺陣がそれぞれにバツグン。中でもやっぱ志々雄戦が良かったなぁ、燃える刀(焔霊だっけ?)で見た目にもハデに、なにより圧倒的実力者としてひとりで4人を相手に大立ち回りを演じるあの決戦はホント見物だった。あのバトルは生身の人間でやってるからこその魅力度だったかと、やっぱこういう点でアニメーションは実写に適わない部分ってあるなぁと思ってしまったくらいであり。志々雄自身も藤原竜也さんの演技がバツグンで、あるイミ原作以上に最期まで"格"を落とさなかったのは見事なまでだった。ホントこの期に及んでそのセリフを吐くかよって、アレには思わず感嘆しちゃったワ。
 前編観て思った、原作と同じ服装に替わる場面も期待通りちゃんと入ってくれたし(※でもアレ薫がやるべきじゃとは思ったが(苦笑)、斉藤も牙突の演出シッカリ決まってたしで(※てかなんで1作目あんなだったんだ・・・)、観て本当に満足のいく前後編映画だった。なんか前編の興行収入が現在進行形で邦画史に残るかもってイキオイらしいし、完結編と相まって行くとこまでいってほしい。イヤしかしホント面白かった、ディスク出たら1作目も合わせて買っちゃおうかなぁ。黙って待ってたら3作まとめたヤツとか出ないだろーか?
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