忍者ブログ

白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

この土日のクソ寒さは何

ウッカリ2週間もブログ更新を忘れてしまった(笑) まぁ最近目立ったネタも無いというのがブログ書いてなかった要因ではあるんだが。まー誰も見てないようなブログだから何日休んでも損失とか無いけどね。コメントがまったくつかないブログなんて客がいないも同義、管理人から見たらどこもそんなモンよ?

 創刊8周年を迎えたジャンプSQ、『双星の陰陽師』が来月なんか発表あるらしいけど・・・アニメ化?、早くね?? シリーズ開始当初からアニメ狙えそうな設定内容と展開してると思ってたし、作品ファンとしても期待するトコロだけど、もーちょっと時期置いた方がいいような気が・・・・・・ってもう決定されてる事ならこんなトコでアレコレ言ったって仕方ないにもほどがあるんですが(苦笑) しかし、前作『貧乏神が!』がアニメになるのけっこう時間かかったのに比べたら、まだそうと決まった訳じゃないけど"なんらかの大きな発表"が来るまで、新作ホント早かったなー。やっぱり「女の子が主役の少年マンガ」ってソレだけで何かハンデみたいなモノがあるのかもしれんな。
 そーいやそんな8周年号で『テガミバチ』も完結したね。たしかあのマンガ創刊当初から載ってたよなぁ、ソレが終わるというのも誌面の節目を感じる気がする。まぁもっと続いてる藤子A先生のコミックエッセイのがある意味スゲェけど(笑) しかし『テガミバチ』かー、せっかく完結したし今度通しで読み返すかな。終盤いくらか見逃してたエピソードあったし。

PR

新番アニメ感想・15年秋

はじめKindle版が出てから買おうと思ってたけど、店頭で見かけたらどーにも読みたくなってしまったのでコミック版『虚構推理』をゲット。やはりこのコミカライズは"当たり"というかグッドクオリティで良くできてるねー、おもしろい。でも・・・連載開始当初怖れてたとおりこりゃあ、原作者のあとがき読むに「綱人七瀬」のエピソード終わったらマンガも終了する臭いなぁ。キャラも作劇設定も"立ってる"作品だけに第2エピソードは熱望するんだが・・・本誌表紙を飾る機会だって多いみたいだし人気作品だろうにねー、原作者正式参加で続かないかな、難しいだろか。


 忘れそうになる前に時間あるウチで片付けろ、とゆー毎度の意気込み(?)で今期の新番インプレ。


そろそろ今期開始インプレも書く頃合いではあるんですが

地上デジタル放送になってテレビがキレイになったとかアナログを止めて色々進化したとか言われるようになった気もするけど、アンテナ受信が調子悪いと簡単にブツ切り放送みたいになるあたりまだまだ仕組みの根底はアナログだよなーと思わずにいられない。えぇ、まさにいま現在の部屋のテレビ状態のハナシですケド。

 ・・・ファーストインプレの前に感想書くのは自分的ブログルール違反なんだけど、まーイイか別に。野球中継の都合で先週分が延期になってたので、今日よーやく『ガンダム・鉄血のオルフェンズ』を2&3話まとめて視聴。ナルホド世間の好評は聞き及んでたけど確かに面白いな、パッと観、良くも悪くも骨太的な設定世界だけど、エンタメ的な描写もちゃんと取り入れてるのがソツのない作りとゆーか。そういやさっき放送時間中に『ドラクエ10』やってて、3話を"ながら観"してたらしいパーティメンバーが「夕方のゴールデンに流す内容じゃねえw」みたいに言ってたけど、エグい系の作劇描写だったら『コードギアス』とかでもワリとやってたしなぁとか思ってみたり。や、3話のアレを素で受け止める感性が"正しい"とは自分でもまっったく思わんけどサ(笑)
 ときに。本作の兵器操縦用インターフェイス技術はけっこう理屈としても上手く機能してるとは思うが、個人的にはパイロットシートにいわゆるシートベルトが無い事が地味に気になってしまう次第。まぁこのへんはロボットアニメ全般でいつも気になる要素ではあるんだがナ、シートベルトって絵面的にちょっとかっこ悪いの分かるんだけど、アレがないとインチキリアリティとしても説得力不足に感じてしまうんだよねぇ。
 あと主人公の三日月、あいつ見てると『フルメタルパニック』の初期の相良宗介を連想してしまうの私だけだろーか。初期のというかゲリラ時代の彼と言った方が正しいだろうけど。他人の命には根本的に興味・関心が無いっていう三日月の死生観が、観てるとなーんか思い出しちゃうんだよなー。

あのエンドロールは一見の価値有り

10月入り前後くらいからかね、気温変化が急すぎて寝間着のチョイスに地味に困る日々。半袖Tシャツを上着にしてるんだけどコレだと少し寒いんだよねぇ、寝る前に『立体ピクロス2』やってると軽く震えてすらくるとゆー。かといって長袖とかに替えると暖かすぎて寝苦しくなるんだよな、どーにも困ったモンである。もうちょっとハッキリ寒くならないとこのへんはなぁ。

 はじめは観ようかなぁと思ってて、劇場で予告編を目にしてなんとなく違う感じがしてしまった、けど公開後にネット界隈でチラホラと好評を見かけたので意欲が再燃して今日映画館行ってきた、そんなこんなの映画『バクマン。』観賞。感想としては観てきて損無かった、いわゆる青春物語としてグッドな実写映画化がされていた感じ。原作マンガに対してかなりガッツリと展開の再構築が入っていて、物語のスタートが高2からだったり登場人物がけっこう削られてたりしてはいるが、映画版単体としてはソレで違和感無くまとまってるし悪くない取捨選択だったかと。てゆーか原作まんまだとキャラが何気に多いんだよね、2時間映画でハナシ納めるんなら当然の選択とも言えるか。
 あと見どころが全体的にチラホラ多かったのも楽しめたポイント。まず冒頭シーンに週刊少年ジャンプの略歴(?)を紹介する映像が入るんだけど、コレがまたジャンプを長年読んできたようなマンガ好きなら大なり小なり感動すること間違いなし(笑) ジャンプが週刊漫画誌として如何に現在の地位を確立し95年の653万部発行という記録を打ち立てていったのか、その歴史を一気に紹介する映像は掴みとしてバツグンだった。劇中でも、役者さん達が実際に原稿用紙にペンを引いてマンガを描いていく各種シーンが、単純に描いているだけでも"熱"が伝わるようで、また様々な映像演出を入れてのソレもエキサイティングな印象が増していて、「絵を描いてるだけ」という地味さなのに「キャラが活躍するカッコイイ場面」として成立させていたのは大したモノ。予告編で「なんじゃこれ」と思ってしまった、サイコー&シュージンが巨大ペンを振り回しているシーンも、実際に劇中で観てみるとむしろ引き込まれる場面になってたしなー。新妻エイジとの「ジャンプ誌面で連載マンガ同士で戦う」という、よくよく考えるとワケの分からない彼らなりの"バトル"を視覚的に表現したものとして上手く機能していた。
 あと何より個人的に感心したのがバクマン作中作の扱い方。サイコーの叔父さんが遺した「超ヒーロー伝説」改め劇中では「バックマン」の単行本、コミックスのカバー折り込みに書かれた作者コメントが劇中の節目で使われるんだけど、実際の本として作られた存在感もあいまってそのありそう感がすごかった。こういう事ができるのは実写映画だからこそだよなぁ。他にも原作画の小畑さんが実際に描いた数々の生原稿の美しさとか、サカナクションが提供した劇伴の格好良さとか、サイコー役を務めた佐藤健さんが色んな場面で見せる眼力(めぢから)の凄さとか、漫画家をテーマにした映画作品として満足度の高い内容になってる、というかしてみせるという制作サイドのこだわりがよく伝わってくるようなシーンが目白押しだったなー。
 ひとつだけ不満点を上げるなら、登場人物の整理があったアオリで見吉がそもそもいないことにされてた事かね。上でも書いた通りハナシの流れをよくするためには仕方ない選択だったの分かるんだが、原作だと物語を転がす上で実はかなり重要な役を担っていたし、キャラ的にもけっこう好きだったこともあって個人的にソコはだいぶ残念。見吉が出てこなかったせいでペンネームの「亜城木夢叶」も付けられることなくお話が進んでったしねぇ。

 とまぁ、そういった不満点もありつつソレでもやっぱり実写映画化として、また漫画家・マンガをテーマとした青春物語としても面白い作品になっていたのは確か。イチバン最初の予定に戻って観てきてよかった。つーか、映画観て改めて思い知った気もするんだけどオレって『バクマン。』が実はかなり好きだったんだってコトを再認識するようでもあったりして(笑) いまさらだけど電子版で全巻買い集めるかなコレ、レンタルで読み返そうかとも思ってたけどいっそ手元に置いておきたくなってきたヤ( ̄▽ ̄)

ご自分だけがヒーロー 守ったものがある

正直なトコ色々と時季外れ感もあったし書くつもり無かったんだけどたったいま視聴を終えてなんかもうキーを叩かずにいられなかったのでアニメ『血界戦線』最終・第12話「Hellow,world!」があまりにも素晴らしすぎた(ひと息)
 映像も演出もキャスト陣の熱演もそれこそ冒頭からラストカットまで完璧に近い出来映えの、46分劇場作品だと言い張ってもなんら問題無いクオリティで観届けてガチで打ちのめされたというか。もう、普段は全然気にしないんだけど、コメントネタバレを嫌ってオフにして見入ってましたからね、このあとコメントありでもっかい視聴するつもりだけどソレがまた楽しみっていう。いやーホント、原作コミックスを読んだ上としても実に充実度の高い内容だったわ、アレコレと上手いこと繋げてきたよなー。
 作劇的には、ソレこそ各キャラに端々で語り尽くせないだけポイントがあったが、この場はひとつだけ。騒動をどうにか納めたあとでのレオが泣き出すシーン、あれがもうタイミングといい演技といい、圧巻なんてモンじゃねえ。や、あのどアタマっからじゃなく少しの間が入ってからフイに感情があふれ出すという心の動きがちょっと、個人的実体験もあってすっさまじくよく分かるんだワ。アレを作れる演出や脚本、そしてソレを成立させた坂口さんの演技は感無量のレベルだった。シナリオ上で実質的に同列主演を果たしていた、実にひとり3役の大任を文句の付けようもなくこなしきった釘宮さんも無論絶賛する他無かったが、やっぱり『血界戦線』の主人公はレオナルド・ウォッチなんだということをガッツリと叩きつけてきた、ソコに拍手喝采だよなー。
 他にもホントきりがないほど、決着のステージにやってきたレオの言葉に実はクラウスさん自身も"救われて"いたんだろうなぁとか、やっぱりOP曲は全話の脚本教わった上で書いただろバンプとか、ラストカットの意味に気付いて「・・・懲りねえ!」と声に出して爆笑してしまったとか、もーマジでいっくらでも取り上げたいことが山盛りあるイキオイなんだが、ひたすらとりとめなくなるだけっぽいので自重。
 ともあれ遅ればせながら観てほんっとうに良かった。3ヶ月待たされたことなんてもうスッカリ過去のハナシだわ。最高のアニメ版オリジナル最終回を心よりありがとう、スタッフの皆様お疲れさまでした!!