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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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全体じゃやっぱり(?)女性客が多かった様子

今日は札幌行ってきたんだけど、たまたまオータムフェストが開催されたばっかりで昼食はソコに。まぁこの美味いもの市、ぶっちゃけ高いんだけどネ( ̄▽ ̄;) 価格と量で見たら確実にバランス取れてないのが8割、コンビニ出店の品のがリーズナブルだったりするほど。もっともこういうイベントだからショバ代込みの料金設定なんだろうし、出店側も赤字出さないようにしないと特に札幌圏外から来る人なんかは参加する価値無いだろうしなー。ともあれ去年も食ったサーモンチーズ丼美味かった。開催期間ひと月近くあるんだし、どっかのタイミングでもういちどくらい行ってきたいナ。

 そんな札幌行きのメイン目的、気になってた映画2本のウチ片方である『劇場版弱虫ペダル』観てきた。感想としては大体期待通りに面白かった、てゆーかシナリオ的にはほぼ巻島の物語だったな(笑) 出番自体はむしろ少なめなぐらいだったかもしれんけど、本作の主役って誰だと問われたら大半の観覧者は「巻島じゃね?」と返すぐらい彼がハナシの中心だった感じ。
 正直なトコ、前半のドラマパートは物語的にも映像的にもテレビシリーズの延長上といった印象でさほどではなかったんだが、ソコはやはりロードレースものである事を強く意識したか、後半のレースパートに入ってから俄然面白くなった感じ。レース描写ではダイナミックなカメラワーク演出によって実に魅せる映像、自転車バトルとしての観ごたえを作っていた感じだが、ソレ以上に個人的に"刺さって"きたのが背景美術。全編通して背景のクオリティがとにかく高く、特にこのへんはテレビシリーズが箱根の山中だったのに対し、今作では熊本の海岸線も含む開けたロケーションが目立っており、ビジュアル的な対比もあって新鮮さが強くてホントに綺麗な画面が目白押し。特に日の出のシーンなんかは小野田たちじゃなくても目を見張る美しさだった。
 最近ちょっと本誌連載を立ち読みで軽く追いかけてるんだが(※原作コミックは未だ読んでなし)、現3年キャラの処遇以外にもそうした先の展開を意識したようなシーンがいくつかはさまれてて、こりゃテレビ2期の続きあるいは進級後のストーリーもアニメ化してくれるのかなと期待したくなる面もあった。2年の手嶋とかワリと好きだしね、商業的にもイケないことないだろうしやってくれるかなぁ。ともあれ、本音を言えばスゲェよかった面白かったというまでではなかったが、でもシアターに足運んだ価値は感じられる作品ではあった。うん、あの熊本の背景ロケーションは劇場の大スクリーンで観てこそだったわー。

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上映ギリギリの到着でちと危なかったり

立ち読みならしてみたいレベルに気になる程度のマンガが、意外と頻繁と言ってもいい頻度で無料お試し版だったり99円とかで配信するから、Kindleのラインナップは地味に毎日見逃せない(笑) そのへん全部含めてマーケティングの一環なんだろうけど、別に乗せられといて損することもないしねぇ。そんなこんなで今日も無料本を数冊、ブラウザからDLしてみたりする。このへんの検索・閲覧の利便性だけはタブレットよりもPCブラウザでやる方がラクなんだよな、ソコだけがさり気ない不満点かも。

 年末連休に入ってとりあえずの用事も片付いたし、前々から予定していた外の用事をよーやっと片付ける。なんだ、カレンダー見たら都合2週間は当初の目論見よりズレ込んだカタチかいな。てな感じで劇場作品『NARUTO THE LAST』を観賞してきた。先だってのジャンプ本誌連載完結に自分でも意外なほど感動というか満足したこともあって記念的に観てきた次第、とゆーかこういうヒトたぶん私以外にもけっこういると思う。とりあえずOP(?)の映像が地味に凄かった、あれ途中まで分からなかったけどアナログ作画のセル映像じゃなく3DのCGなんだよな、ひょっとしたらゲームの『ナルティメット』シリーズから映像協力でも得てるのか知らんけど、ホント昨今のセルとCGの融合・接近には目を見張るモノがあるわー。
 本編シナリオは、予告CMとかでだいたいのネタバレ(?)もされてる気がするけど、原作最終話でナルトとヒナタが結婚してたそのへんのバックを描いたモノで、そのために良くも悪くも同作らしくないラブロマンス色の強いストーリーになってたんだが、でもナルトの半生の集大成その一端を取り上げた内容としてみるとやっぱりある種の満足感が(笑) まぁ個人的にはふたりをくっつけるのにあんだけのドラマを持ってこなくても別にいいんじゃあとは思ったりもしたけど、でもそのへんの風呂敷広げもまた少年マンガのお約束だしなー。というか劇中のナルトがヤケに落ち着きあるキャラというか大人になってて(※実際18歳くらいの設定だし当然なんだが)、アカデミーの子供達を指導してたり後輩くのいちからヤケにモテてたりしてるのを観てると、「あぁ、あんだけイタズラ小僧だったアイツも本当に成長したもんだなぁ・・・」などと妙な感慨を(笑) 実際エンディングの結婚式シーンでイルカ先生やサクラが涙浮かべてたのも、どっちかというと親とか姉・兄的な視点でそんな風に思ってのことな気がするしなー。
 あと地味な部分ではヒロイン役とはいえヒナタや、サクラなんかもちゃんと真っ当に強いキャラとして動いてたのがシッカリしてるな、とか思ったり。仮にも中忍だしねぇ、ヒロインだからってそのへんか弱く描かれてたらスゲェ萎えるからなー。一部でまるっきり戦えなくなってた場面もあったけど、ちゃんと理由付けがあった上でそうなってたし設定は意外と確かに組まれてたように感じる。
 まー原作の真っ当な少年バトルマンガの気分で観たら大ハズレ、サブタイトル通りナルトの物語の結末として観たら大満足、とゆー賛否のだいぶ別れそうな内容だったけど、上述のように原作最終回の流れで気が向いたような自分には後者の感想だった次第。にしてもまた来年の夏には息子のボルトで映画作るみたいねぇ、なんのかんのでコンテンツとしてはまだまだ息が続くんだなー大したモンだわ。

朝イチからでも客多い日だった

いちおう。平日もブログ更新したいとは思ってんだけど、帰宅して食事取ったり洗濯したりアレコレ片付けてようやく自由な時間が取れるって頃には大体23時回ってる、みたいな毎日じゃあPCに向かうヒマなんてマトモに取れないよね、っていう。録画番組消化するのでせいぜいだわマジで、『スマブラ』も大乱闘ちょっとやれる程度で、あんまし時間かからないとはいえシンプルモード攻略とかしてるヒマがなー。全キャラクリアとかマジメにできる気がしねえゾ・・・

 ともあれ今日はとりあえず休みだったんで、いまのウチに観とかないとヒマが無くなりそうな気がしたので当初予定より早めに映画館行ってきました。『るろうに剣心・伝説の最期編』観賞。やー良かったわ、エンタメ時代劇のチャンバラバトルムービー此処にありと言わんばかりに前編よりも殺陣が比重強めで実に熱い内容になってた。全体バランスから言うと前半の方が満足度は高かったようにも思えたが、ソコはまぁ前半観たことでの期待度が高まりすぎたのもあった気がするし、完結・後編自体の出来映えだって充分すぎる内容だったのは確かなハズ。
 シナリオ的には意外と(?)原作準拠だった前編に対して、大筋の箇所は原作マンガに習いつつも全体的な展開はおおよそ映画オリジナルの脚本に。そのため蒼紫が最終バトルに参加する流れとか、何より十本刀の扱いが思いっきり端折られたカタチになってしまったが、でも本作(及び映画第1作目)があくまでも「緋村剣心の物語」としてシナリオの中心を明確にしていたことを考えると、今作の作劇は個人的にかなり納得・満足のできる内容だった。コレ、1作目のときから興味深かった点なんだけど、劇中のどっかのシーンでけっこうハッキリと剣心(人斬り抜刀斎)を"否定"する場面がはさまれるんだよな。その上で剣心がいま不殺の誓いのもと剣を振るっている、血塗られた過去を踏まえてなおいまを生きようとする様を描いていて、そういう作劇を取っているからこそこの実写劇場版シリーズは「緋村剣心の物語」として完成度が高いと感じているワケで。イヤほんと、この視点で観たらぶっちゃけ原作マンガよりもテーマが明確でよくできてたと思うほど。モチロンこのへんも原作の出来があってこそ成り立つ再構築なんだけど。あぁそうそう、サブタイトル『伝説の最期』の意味が分かる場面は「なるほどそういうことか」とちょっと感心した。
 チャンバラ映画としては、比古師匠との修行からラスト志々雄との最終決戦まで、より以上の充実度に。剣心以上の強さを誇る師匠とか、二刀流ならではの独特な戦闘を見せる蒼紫、そしてラスボスとしてまさに最強と呼ぶに相応しい志々雄と、それぞれの殺陣がそれぞれにバツグン。中でもやっぱ志々雄戦が良かったなぁ、燃える刀(焔霊だっけ?)で見た目にもハデに、なにより圧倒的実力者としてひとりで4人を相手に大立ち回りを演じるあの決戦はホント見物だった。あのバトルは生身の人間でやってるからこその魅力度だったかと、やっぱこういう点でアニメーションは実写に適わない部分ってあるなぁと思ってしまったくらいであり。志々雄自身も藤原竜也さんの演技がバツグンで、あるイミ原作以上に最期まで"格"を落とさなかったのは見事なまでだった。ホントこの期に及んでそのセリフを吐くかよって、アレには思わず感嘆しちゃったワ。
 前編観て思った、原作と同じ服装に替わる場面も期待通りちゃんと入ってくれたし(※でもアレ薫がやるべきじゃとは思ったが(苦笑)、斉藤も牙突の演出シッカリ決まってたしで(※てかなんで1作目あんなだったんだ・・・)、観て本当に満足のいく前後編映画だった。なんか前編の興行収入が現在進行形で邦画史に残るかもってイキオイらしいし、完結編と相まって行くとこまでいってほしい。イヤしかしホント面白かった、ディスク出たら1作目も合わせて買っちゃおうかなぁ。黙って待ってたら3作まとめたヤツとか出ないだろーか?

実写だと志々雄がマジで不死身すぎに見えるw

近ごろ帰りの遅い日が続いていた弊害(?)で『ドラクエ10』のプレイもスッカリ止まってしまっていたり。ときどきチョイとログインしてサポート仲間経験値だけ取得しといてるけどホントそれだけ、今日も色々出かけてたりしたから結局放置したままだし。ちとこの先やろうと(というか再開しようと)思ってることと、別の新作ゲーム購入予定でもあることを鑑みると、いっそこのまま休止してしまうというのも"手"かもしれんけど。ひとまず明日は完全に空いてゆっくりできるから、ソレでどーするか決めるかなぁ。できる限り"引退"ってのはしたくはないんだけど。

 そんなこんなでシンドイ1週間をなんとか抜けての土休、今日は映画観てきた。『るろうに剣心・京都大火編』観覧。もうこのひと言で充分だ、期待以上にスゲェ面白かったわマジで大満足(喜) 前作は映画館には足を運ばずレンタルBDで観る機会を得たのでソレで体験してみたら面白くて今作は期待を胸に出かけた次第だが、ホント劇場まで行った価値のある内容だった。まず何より全体の編成が見事、何がすごいって2時間強の本編尺を冒頭からラストシーンまで全編通してまるきり中だるみを見せずに突っ切るというその充実具合。本当に「退屈なシーンが入る」というのが皆無と言ってイイくらいまず無かった、終盤・クライマックスに到っては「そろそろ前編終わりか・・・?」とある種身構えながら観ていてもまだ盛り上げまくりのままシナリオが続き、本当にラストきっちり後編への"繋ぎ"が描かれてエンドロールに入るという。前後編の連続2部構成で作られた映画とかあんまし観たこと無い身だけど、本作ほどに2時間以上の長さでありながらたっぷり描かれたような作品ってそうそう無いだろうと思えるほど。
 その本編内容はコレまた、予想以上にかなり原作準拠のシナリオ展開。逆刃刀を新たに手に入れるエピソードとか外されるモンだとばかり思ってたけどキッチリ載せてきたもんなぁ。全体の尺からすると剣心が神谷道場を出て行くまでなどもかなり早くに描かれてることになるんだが、そのシーンまでのドラマ描写が不足無いおかげでそんなの全然気にならなかった。その代わり京都での薫たちとの再会が改変もあってちょいとアッサリ気味ではあったが、剣心の物語として描こうとしていた部分を考慮すると個人的にはアレでよかったとは思うなー。と、そんな風に原作マンガの展開をワリとなぞって進みながら、ちょいとネタバレになるけど、終盤の展開は大きく映画オリジナルの流れに。ラストシーンのアレとかまぁたぶんそーゆうことなんだろうけど、ともあれ終盤で一気に展開が変わるおかげで完結となる後編の展開が良い意味で読めない。決戦バトルの対決カードとかはきっと原作通りで組まれていくんだろうけど、しかし基本のあらすじは現段階じゃまるで見えやしない。この計算もまた見事だわ、マジでスッゲェ気になるもの(笑)
 各出演陣の芝居もまた満足度高し。原作者の和月さんからして太鼓判を押された主演の佐藤健さんは今作でも殺陣シーン含めて見事に剣心を演じきってくれてるが、並んで志々雄を演じた藤原竜也さんも実に好演。アニメ版の同キャラを意識したのだろうか、声色からして作って演じた志々雄像はホントによくハマってた。神木隆之介さんによる宗次郎は、原作に対して喜怒哀楽の感情が多少見えやすい人物像として演じられてはいたが、しかし同時に内面に潜む狂気が絶妙に感じられる芝居でもあってコレまた充分。加えて個人的に目を見張ったのが月影村のエピソード(※志々雄に占拠された政府に見捨てられた村)に出てきた少年だなー。その子役がホント激情の面で素晴らしい演技を見せてくれて、彼のおかげでここのエピソードの存在感が一段も二段も高まっていたように感じるほどだった。あの子はホント、これからの役者人生が軽く気になるくらいだわ。翁役の田中泯さんも含めて殺陣・チャンバラについては文句無しのクオリティだったけど、あえて難点をひとつ挙げると薫役の武井咲がちょっとへっぴり腰気味のアクションだったのが残念だったかも(微苦笑) タダのヒロインなら構わないんだけど薫はいちおう剣術道場の師範代だからなー、もーちょいガンバってほしかったかもネ。

 ともかくまぁ、感想並べようと思ったらマジでいくらでも書けそうなくらい観どころ充分・満足感十二分の素晴らしい実写化映画だった。新時代的表現の時代劇とも言える本作、期待して観にいって損することはまず無いと断言してもいいほど。つーか大半のお客が期待以上に楽しめると思う、そしてこの内容で楽しんだなら早々に完結・後編が観たくて仕方なると思う。何よりオレがそうだ(大笑)
 ・・・以下ネタバレになるのでご注意だが、個人的に前作でイチバン好きだったシーンが剣心が朱色の羽織を着るようになるとこ、つまり原作と同じ服装に変わる場面がバツグンに気に入ってたんだよね。本作ではその朱色の羽織を脱いだ状態で京都に向かうという作劇で、予想だけど後編のどこかの展開でその羽織を身につけ直す、つまり孤独な流浪人の剣客から神谷道場に根を下ろす緋村剣心に"戻る"という描写が入ると思うんだよ。そのドラマがどんな風に描かれるのかも含めていまから後編に超期待である。イヤほんと早く観たいわ。むしろ時間があるならこの前編もっかい劇場で観たいくらい。