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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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ご自分だけがヒーロー 守ったものがある

正直なトコ色々と時季外れ感もあったし書くつもり無かったんだけどたったいま視聴を終えてなんかもうキーを叩かずにいられなかったのでアニメ『血界戦線』最終・第12話「Hellow,world!」があまりにも素晴らしすぎた(ひと息)
 映像も演出もキャスト陣の熱演もそれこそ冒頭からラストカットまで完璧に近い出来映えの、46分劇場作品だと言い張ってもなんら問題無いクオリティで観届けてガチで打ちのめされたというか。もう、普段は全然気にしないんだけど、コメントネタバレを嫌ってオフにして見入ってましたからね、このあとコメントありでもっかい視聴するつもりだけどソレがまた楽しみっていう。いやーホント、原作コミックスを読んだ上としても実に充実度の高い内容だったわ、アレコレと上手いこと繋げてきたよなー。
 作劇的には、ソレこそ各キャラに端々で語り尽くせないだけポイントがあったが、この場はひとつだけ。騒動をどうにか納めたあとでのレオが泣き出すシーン、あれがもうタイミングといい演技といい、圧巻なんてモンじゃねえ。や、あのどアタマっからじゃなく少しの間が入ってからフイに感情があふれ出すという心の動きがちょっと、個人的実体験もあってすっさまじくよく分かるんだワ。アレを作れる演出や脚本、そしてソレを成立させた坂口さんの演技は感無量のレベルだった。シナリオ上で実質的に同列主演を果たしていた、実にひとり3役の大任を文句の付けようもなくこなしきった釘宮さんも無論絶賛する他無かったが、やっぱり『血界戦線』の主人公はレオナルド・ウォッチなんだということをガッツリと叩きつけてきた、ソコに拍手喝采だよなー。
 他にもホントきりがないほど、決着のステージにやってきたレオの言葉に実はクラウスさん自身も"救われて"いたんだろうなぁとか、やっぱりOP曲は全話の脚本教わった上で書いただろバンプとか、ラストカットの意味に気付いて「・・・懲りねえ!」と声に出して爆笑してしまったとか、もーマジでいっくらでも取り上げたいことが山盛りあるイキオイなんだが、ひたすらとりとめなくなるだけっぽいので自重。
 ともあれ遅ればせながら観てほんっとうに良かった。3ヶ月待たされたことなんてもうスッカリ過去のハナシだわ。最高のアニメ版オリジナル最終回を心よりありがとう、スタッフの皆様お疲れさまでした!!


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ED曲のサビ前はアレ「りぴーと!」って言ってたのね

一昨日までの台風の影響で、今週末もまた書籍等の入荷遅れ発生。なんかココ最近目当ての本が発売される日は大体"お見舞い"されてる気がするんですが。まぁ遅れが無くても『スプラトゥーン』のビジュアルムックは店頭に並ばなかっただろうけどサ。でもジャンプがまだ読めないのは少し痛いなぁ。むぅ。

 配信アニメ『のんのんびより りぴーと』視聴終了、こ、コレでアニメ感想の残りあとふたつ・・・!(←記事書くのを義務化してるとマジ面倒だよね、という例) 最終話は、お話自体の面白さというか楽しさも最後まで良かったのがあるけど、同時にいつも以上に背景美術のクオリティ高さが際立っていた気がしてソコがある種最大の見どころでさえあったか。ネット配信の映像ですらキレイに感じるんだからなぁ。庭先のカメラ固定シーンは色んな意味で良くできてた、映像もだけどヘッドホンで音聴いてると右チャンネル:玄関先のおばさんトーク 左チャンネル:チョウチョ追いかけてったれんちょんとなっつん という作りがホント凝ってたし。コメディ的にはれんちょんのたぐいまれなるネーミングセンスに爆笑した、つくづくあの子は底知れねぇ・・・! あと最後に、ニコ動のコメントが終了を嘆く弾幕続きでオマエラさすがにうるせえよ、と。視聴に差し支えが出るレベルとかマジか(笑)
 さて総括、ニコ動のコメントとか見てると本作、田舎暮らしのいわゆる「不便だけどのどかだからこそかけがえのない日々の描写」みたいな、癒し系的な楽しまれ方をしてる視聴者が多かった印象だったけど、個人的には原作コミックから「田舎日常コメディ」として楽しんでることもあり、その魅力を損なうことなくオモシロおかしいアニメとして丁寧に作られてたのがとにかくよかった。もちろんイイ話的なエピソードとかもアレコレあるんだけどね、れんちょんの自転車特訓につきあう駄菓子屋とか。でも自分としてはやはりコメディ作品としての面白さの方が先立つかなー。今期は無印1期に対して各話の合間に挟まるエピソード群といった構成がなされていたらしいが、その点でもちゃんと上手く収まるよう作られてたし、アニメオリジナルのお話も原作者がかなり関わっていたらしくおかげでいずれも違和感無いシナリオになっていたのはさすが。そもそも1話目からしてそうだったしな、その初回の「伝説の剣」を1年経った最終話で回収してくるのは地味によくできてる。あとなによりやっぱり、背景美術のレベルがつくづく高いアニメだったというのは振り返っても大きかったかと。田舎らしい空気感とでも言えばいいのか、スタッフがソコを強く意識していたのがよく伝わってたよなー。
 本作開始前にレンタルで1期全話観て、その流れで2期も楽しんだカタチだったけど、全話通して面白いアニメになっていたのは大したモンだ。原作からのエピソードの再構築の仕方など、オリジナル回の出来も相まってスタッフの高い理解度が光る作品だった。スタッフの皆様お疲れさまでした。ディスク版はなんだか買い逃してしまった感があるんだよなー、BOXでコンパクトなパッケージ出てくれたらかなりマジメに買いたいトコだ。

ニコ動コメントの「メシの顔」って表現マジ秀逸

10月入って秋の新番も始まりだしてる近日だけど、自分の時間感覚上ではまだ夏アニメが観終わってない状況。9月末になって帰宅時間がまたガンガン遅くなって、この1週間以上はガチで何もできなかったもんでねぇ・・・(疲顔)

 まーグチはともあれ配信アニメ『食戟のソーマ』視聴終了。最終回は、放送期間の都合上で選抜編予選ラストまでとゆー中途半端すぎる切れ方になってしまったものの、アニメオリジナルの場面を上手く増やしたことでお話の締めとして充分な内容にされていたのは実にグッド。ホント、本来なら尻切れトンボのハズなんだけどね、やっぱり原作理解度の高いアニメスタッフだったなと改めて思わせてくれる満足度の高いラストだったのはさすだがなー。劇中描写にしても、葉山&創真の料理解説で「フレッシュ(生)のホーリーバジル」という言葉=音声のみでは意味が伝わりにくいトコロを、背景文字で分かりやすくなるよう補完していたのには感心。他にも両者の審査結果の差など、モノによっては原作マンガよりも伝わりやすい描写に変えていたのは見事だったかと。
 さて総括、本作は原作マンガからのファンとして観始めたワケだが、その上でやはりスタッフの原作理解度の高さを伺える描写・演出の盛り込みが光る、そういう意味ではよいアニメ化だったというのが真っ先に。個人的にはこれほどまで理解度があるくらいならいっそアレコレ改変を加えてくれた方が好みではあるんだけど、それ差っ引いてもやっぱり面白かったし、私とは違ういわゆる原作準拠を良しとするファンにとっては十二分なアニメ化だったんじゃないかとも思える。あとはアレだな、アニメになって音と動きと色がつくと料理を食べたときのリアクションが数倍増しでヤバいことになってたナ!(大笑) 特に出演陣の演技がだいたいギリギリだった、ジャンル的にはそーゆう作品じゃないハズなのに、つくづく最近の声優さんは体当たりで出演作に挑んでるよねー・・・( ̄フ ̄;) あ、声優さんと言えば創真役を務めた主演の松岡禎丞さんは個人的にかなりハマリ役だと思ったナ。普段のヘラヘラした態度といざという時の締まった表情と、二枚目なのに三枚目なトコもある創真のキャラに、ずっと意外なほどマッチしてた印象が強かった。他のキャストにもそーゆう、意外とハマってるってキャラ多かったけど、主演としても創真はひとつ抜けてた感じ。まーこのへん単純に自分が松岡さん、最近好きな声優になってきてる面もあるとは思うけど(笑)
 最終回でも特にアナウンス無かったし、現状まだ2期、というか選抜編決勝シリーズはアニメ化の予定立ってないのかねぇ。キレイに締めてくれたとは思うけど、やっぱりソコまで描かないといまひとつ物足りないのも事実だよなぁ。もし"内定"もまだ決まってないんだとしたら、聞いたハナシじゃディスクの売上げ芳しくなかったし先は明るくないかもしれん・・・ や、合宿編とか良かったから買うのやぶさかじゃなかったんだが、いかんせん『血界戦線』をすでに購入決定してしまっていたからなー。とりあえずスタッフの皆様お疲れさまでした。BOXでまとめて販売されたら前向きに検討したいトコである。

最終話段階で15歳になったのか

窓開けっぱにしてると軽く肌寒く、かといって締めきってると地味に過ごしづらい程度の気温。まー言ってももう10月入るからなぁ、そろそろ半袖スタイルも合わなくなってきて当然か。

 放送アニメ『アルスラーン戦記』視聴終了。ウンまぁ大体分かってたけど、予想以上に話が片付かなかったというか、おおよそ「俺達の戦いはこれからだ!」エンドだったなー(笑) 「少年は、そして王となる」つっといて全然ソコまで物語が行かなかったとゆーのも。言ってもこのへんはよくあるパターンでもあるから突っ込むのはよくないか。あと、1話時点で本当は女じゃないのかと疑ってたキャラが最終話でよーやく正ヒロインになったっぽい感じで、伏線回収長かったなーとか観てて思ってしまった(笑)
 さて総括。ある種の架空戦記モノなのかなーと思って観始めたらさりげなーく魔法ありきのファンタジー世界で、でもソッチの要素はホント忘れた頃に出てくる程度の扱いで、国を失った王子が祖国を奪還する、までを描くのかと思いきや上記の通り尺足らず。基本的には楽しめたんだけど、全体的には中途半端な印象がある作品だったというのが正直なトコロかと。アニメーションとしてはダリューンをはじめとした殺陣シーンが、カメラワークのダイナミックさも相まって観ごたえ充分だった、けど物語のメインってワケじゃないしなぁソコ。あぁでも、戦場描写は大軍同士の激突をCGモデリングで補うことで手抜き無しにちゃんと描いてたのはよかったか。テレビ放送のアニメでもこういうこと盛り込んでいけるようになったのねぇ、アニメ制作の技術向上を感じるよなー。
 しかしまぁ、いちおうの原作がコミカライズ版であることを考えると、来月になって4巻がやっと出るような作品を2クールのアニメ化してしまうってのはやっぱり無望だった気もしてしまうなー。アニメの原作不足って何年も前から言われてきてるハズだけど、いよいよ原作が全然足りなくてもアニメ化してしまう作品が出てきたってのは、さすがに大丈夫かと心配になってくる。青田買いに過ぎるのは業界の今後とか考えるとヤバイ気がするんだが・・・ なんか余計な憂慮にまで及んでしまったナ、とりあえずそのうち2期やってアルスラーンが実際に国を奪還するとこまで描かないとハナシにならんだろ、と続編を希望しておく。ま、やる・やれるとして何年後なのか分からんけど(微苦笑)

あんなユルい2期予告はじめて観たワ

連休終わりかー。なんかのんびりしてたのかムダな時間過ごしたのかよくわからん感じだったな。にしても今日が秋分の日で気温は夏日レベル、なのに来週にはもう初冠雪の可能性があるとか言っててソレこそワケ分からん( ̄▽ ̄;)

 時間の余裕があるときに観終わったんでサラッとやっとこう、放送アニメ『境界のRINNE』視聴終了。いちおう2期の予定が立った上での1期ラストなので問題無いっちゃそうだけど、まー毎度と変わらないゆるゆるなエピソードだった(笑) でもいちおう「霊感ヒロインが一時的に幽霊見えなくなる」という定番ネタであること踏まえると、仮でも締めには相応しいお話ともいえるんだけど。でもなんかやっぱり個人的には本作らしいユルさの方が目立ってた感じだったなー( ̄▽ ̄)
 さて本作、正直なトコロを明かすと途中けっこう録画を"ながら観"してたことが多かったんでちゃんと全部観たアニメとは言い切れない面もあるんだが、それでもやはり絶妙な昭和臭漂いまくりのゆるーい霊感コメディとして最後まで楽しんでいけた。コレ普通の民放でオンエアしても絶対ウケない、というかイマドキこんなノリのアニメ作品は企画通らないんじゃなかろーか、そういう点ではNHKだからこそ放送した・できたアニメとも言えるかもしれんなぁ。作品設定から考えたらシリアス路線もバトル展開もいくらでも舵取りできるだろうけど、アクセントに多少加えるだけで作劇の基本はゆるコメディのままで進んでったもんな。原作は読んでないから2期に何やるのか知らないけど、可能な限り現状の路線を外さず続きをやってほしい気分。2015年作品とは思えない作風だけど、だからこその気を抜いて観られる良さがあるからなー。