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白ペンギンが宣うた、白ペンギンHILOが日々つれづれに思ったことを宣うブログ

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アニメ新番感想・16年秋

今週末くらいにいよいよ(?)スマートホンを買ったろうかと思って友人各位にアドバイスをたまわったんだけど、案外みんなiPhoneはすすめてこなかった。つまるところiPhoneはアップル社だけのOSなり端末だけど、アンドロイド端末はシェアも上だし色々"広い"ってことのよーで。とりあえずザックリ当たりをつけて、あとはショップで実機見て決定する感じにした次第。できたら『ドラクエ10』でドコモに勤めてるらしいフレンドさんからも助言もらいたかったんだがなぁ、ここしばらく冒険に出てこないから訊くに訊けん。まぁ私のケータイ、auのヤツだけど。

 さていつも通り今秋のアニメファーストインプレ。普段はもう少し月末まで引っ張るんだけどね、今期は何故か北海道のワリに番組開始が全般早くて視聴継続も早々に決まった感じ。

『ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校』
 サブタイなっげえナ!(笑) 今期の期待大タイトルその1。連載やレンタルコミックで展開全部知ってるワケだが、その上でやはりあの激戦がアニメ版のあのクオリティで観られると思うともう。にしてもこのサブタイトルだと地方予選決勝だけで1クール描ききるつもりみたいね、てっきり3期は根駒のインハイ進出決定までをワンセットにするんだと思ってたから意外。あるイミ贅沢な放送枠の扱い方だよなー。

『モンスターハンターストーリーズ・RIDE ON』
 原作ゲームはちょっと触ったことがある程度でマトモにプレイしたこと無し。実を言うと、もうチョット少年マンガ的な冒険活劇ノリでやってくんねえかなぁと、多少物足りない印象が現状まだあるんだが、さりとてそれほど悪くもないのでとりあえず継続視聴中。にしてもモンスター達が作画でなくモデリングCGなの、ダメじゃないんだが微妙に生き物っぽく見えないのなんとかならんかなぁ(苦笑)

『機動戦士ガンダム・鉄血のオルフェンズ2期』
 Twitterで前に書いたけど、2ndシーズンとかでなくそのまま話数も続きなのね本作。思い返してみると自分、本作の評価は「人間ドラマは楽しめてるけど物語の流れ自体はそんなでもない」っつー案外微妙な立ち位置だったんだよなぁ。たぶん完結まで行くことになるだろう今期で、サテ評価は上がるのかどうなるのか。

『夏目友人帳・伍』
 今期の期待大タイトルその2。本作もまた『ハイキュー』とは違う方向性でクオリティに高い安定度があるよねー。キービジュアル見たときから感じてたけど、今期は祖母・レイコさんの背景語りを全体の主軸に持ってくるっぽいな。確かにあの人、重要キャラのワリに判明してることがあまり無いんだよね、妖の対処法とかも誰かに教わったモノらしいとはニャンコ先生言ってたけどソレ以上掘り下げられてはこなかったし。

『WWW.WORKING!!』
 考えてみたら自分、雑誌連載版の『WORKING』よりも前にコレの原作になるWEBコミックを読んで作品知ったんだよなー、なんとまぁ懐かしい。旧シリーズの2期やってる頃だったかに、エイプリルフールネタでウソの予告プチアニメが作られたりもしたWEB版が、まさかそのときのキャストそのままで本当にTVアニメ化する事になるとは、作者も思わなかっただろーて(笑) にしても本作観てて思ったが、あの変人個性的なキャラだらけの中でマスコットにして常識人でもあった種島先輩の存在ってすごい重要だったんだなぁ・・・( ̄▽ ̄;)

『タイムボカン24』
 大昔の元のシリーズってたぶん観たことない・・・ハズ。実は今期のダークホース。なんかもう『タイムトラベル少女』を前シーズンで観ていたことも相まって、本作のものすげぇ雑なSF感がホント酷いくらいなんだが、でもこの昭和ノリを自重しないおバカなギャグアニメ具合がやたらと楽しい(笑) そういや本作、どっか余所のサイトで「コイツらのやってること実質的に時空改変の悪役だろw」みたいに評してたけど、言われてみれば確かにそうだよな(笑)

『3月のライオン』
 原作は全然知らない。本音を言うと主人公が個人的に苦手なタイプのキャラではあるんだが、ソコの根暗な感じを三姉妹がイイ具合に引き上げる、そのキャラバランスが上手くて気にせず観られる感があったので視聴決定。とゆーかシャフトのアニメ作品久しぶりに観るけどやっぱりあの独特な演出好きなんだよな、オレ。そういやあとで気付いたんだけど、本作の主役って『オルフェンズ』の三日月と同じ声優さんなのね。似てるようで違う演技だからか最初分からんかった。


――いじょう。秋シーズンのワリにはそんなに本数ないんだよなー。ネット配信でわざわざ観ようと思うタイトルがないとやっぱ全体数はそこまでいかないもんだね。まぁそもそもが地上波放送の録画があくまでメイン、ネットで観るのは補助的な視聴スタイルだからなぁ自分。原作既読で地上波からもれた作品しか観ようとしない人間だとこんなモンだね。

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OP始めの先頭でのしのし歩く宇佐美さんが地味に好き

予定通り9月内でアニメ感想全部片付いた! やったぜ自分やれば出来る子だなオレ!!(←本来ソレが普通なのだが)

 てなワケで今期分のラスト、配信アニメ『この美術部には問題がある!』視聴終了。最終回は、元から毎話そうだったのにさらに上乗せで作画も演出も丁寧でソコだけで目を見張った。そもそも作画については全話通して崩れた覚えも無かったからなぁ、スタッフの頑張りがホント見事。ラストエピソードについても、本作お得意(?)の勘違いコメディをアニメオリジナルでさらにふくらませてて原作以上に笑わせてもらったし(笑) 特に伊万莉さん、ベンチで内巻としゃべってるときアレどーゆう意味を込めて言ってたんだか( ̄▽ ̄) 個人的には彼女は、宇佐美さんの気持ちを見抜いた上でこっそり応援してるんじゃないかと思ってるから、その個人的解釈で聞いてるとダブルミーニングがまた(笑) そして最終回は何よりやはり、歩道橋での宇佐美さんだなぁ。ラストエピソードがコレになると分かった時点で、あのシーンの演出がハマれば相当のモノになるだろうと踏んでいたんだが・・・・・・正直言って実際の映像は想像以上の破壊力でしたね。アレはチョットほんと、うっかり惚れそうになる。アニメスタッフの最後にして最大全力の本気を見せつけられた気分。完敗。
 そいでは総括。原作マンガからファンで、アニメ制作も個人的にやたら"相性"が高いfeelってことでフツーに期待していた本作だったが。実際のアニメ化は上記の通り作画も演出も、キャスト陣の演技や劇伴などアレやコレや全体的に高水準で、毎話毎回ホントに楽しくも笑える良質のコメディだったことがいちファンとして実に嬉しい完成度だった。とりわけ主役でメインヒロインである宇佐美さんはホント、とにっかく「かわいい」という魅力を引き出すことに常時余念が無く(笑)、アニメスタッフがどこに注力すれば本作はより良くなるのかを熟知していた感じがあるイミ見事だった面も。原作からのエピソード抜粋なども、ABパートに分けて原作2話分持ってくるとかせず、3パート費やしたりなど出し惜しみ無い採用の仕方をしていて、そのおかげでアニメ全話通して充実度が高かったことも評価のポイントか。全体的に原作理解度が高くてその上でアニメとしての完成度も高かったんだよなー、正にスタッフに恵まれたアニメ化作品の好例と言えたんじゃないかと。
 いやー、こんだけ出来映えもよかったしニコ動でも高評価だったようだし、是非ともそのうち2期をやってほしくてたまらんくらいではあるが。原作コミックからだいぶエピソード引っ張って使っちゃったからなぁ、仮に企画が動いても2年とか軽く待つ必要がありそうではある。でもアニメオリジナルだった10話のかおりのお話がまたかなり面白かったから、あの調子でアニオリ多めの続編やってもらいたいもんだ。基本的に私、原作ありきのアニオリって好きだしネ(笑)
 にしても最終回がこうなるとは当初予想と全然外れたなぁ。私は部活モノとして締めるなら原作5巻の空き缶アートのお話を、ラブコメとしてなら6巻のラブレター騒動のお話を持ってくるとばかり思ってたんだけど、実際にはあの内容でしかも想像を超えた演出クオリティだったとゆーね。つくづくすごかった、脱帽。ともあれ色々と先に期待を込めて、スタッフの皆様まことにお疲れさまでした! BD1巻は今日届くと思ってたんだけどなー、帰宅してまだ来てなくて地味にガッカリしたわ( ̄フ ̄)

前作から何年後の物語なのかは明言されんかったなぁ

ここ数日、なんか秋らしく涼しくなってんのかまだ夏みたいに暑いのか気候が全然掴めない。朝方は寒いかもと思ってても日中晴れてヤケに暑くなったり、あるいはその逆だったりでもう。ハッキリと20度前後で安定してくれれば分かりやすいんだがなぁ。

 今日は残業短めだったから録画消化できたぜ、てなワケで放送アニメ『ラブライブ・サンシャイン』視聴終了。最終回だけど、ライブ実演前のミュージカル(?)やってたとこはイメージ映像的な演出だった、とゆー解釈でいいんだろか。アレを実際にステージでやりました、ってことだとしたら1グループにパフォーマンス時間どんだけ与えられてんだってハナシになるからなぁ(笑) 曲後半で関係者がステージに集まってきたのはさすがにイメージ扱いだと思うけどネ、千歌たちの"輝き"に触発されたむっちゃんらが彼女たちに近づきたいと思ってそうした、みたいな。・・・・・・もしもアレがイメージ的なことじゃなかったとしたらAqoursメンバーどころか浦の星高まるごとラブライブに永久出禁処分食らっても文句言えんゾ( ̄▽ ̄;)
 じゃ総括。お話が始まって初期からずっと個人的に、主に千歌の行動原理(?)が「μ'sみたいになりたい!」という、悪く言えば栄光の後追いを主体にしていたことがどうしてもマイナスに映ってしまってたんだけど。Twitterでも前に述べたが、ストーリー途中というか終盤に入って3年生組が加入したあたりでやっと旧Aqoursからも含んだ再起と再生の物語として改まり、さらにラス前回でμ'sを追うことからも脱却して自分達だけの道を自分達だけで自由に進む、という風に昇華していったのを観られたワケで。紆余曲折経てその"答え"に辿り着いたなら、いままでのことにも価値があったかもなと思わせてくれたのはよかった。まぁ色々悩んだり間違ったりして、でも最後になってより良いなにかを掴み取る、ってのは青春物語の定番だしね(笑) コレまた前にどっかで書いたとおり、私は前作も含めド直球な青春モノをやってるよりも、コメディ主体で賑やかに回してるときの方が本シリーズはテイストとしては好きなんだが(※ヨハネがドタバタ騒いでるときとかナw) でもラス前回は色々と、個人的な納得も含めてよかったと思えたので、まぁなんだかんだで少女達の青春を描くのが『ラブライブ』シリーズなんだなぁと再認識した感じでもある。
 にしてもなんだな、前作観てたときからずっと思ってんだけど、あえて言っちゃうがスクールアイドルってめちゃくちゃ"ファンタジー"だよな(笑) だってさぁ、アイドルグループとして活動する上で作詞・作曲・ダンス振り付け・衣装作成、これら全部を学校の部活動の一種としてセルフプロデュースでやりこなすってんだから。実質的プロモ活動はネットに動画アップするくらいだからソコはまだハードル低めで済んでるけど、作曲までならまだしも衣装作るのまで学生が自分達だけでまかなうとか正直言って狂気の沙汰だぞ( ̄▽ ̄;) 現実で同じ事やろうとしたら2ヶ月に1曲分完成できれば相当早い方じゃなかろーか。2クールのお話の中でいくつもPV作ってた前作はホント、個人的には異様な仕事っぷりに見えていたもんである。
 おっとハナシがズレた。あの締め方だといまひとつ、ラブライブの地区予選は突破したのか・学校説明会の参加者は充分集められたのか・そもそも廃校の危機はぬぐえたのか、そのへんのストーリー的な要点はワリとボカしたままで終わっちゃった感じだけど。まぁ演出的には説明会参加者がカウントされた=ゼロを1にできた、ということだって伝わるんだが、ソレだけだと物足りないしねぇ。作品のプロジェクトとしてもコレだけで終わらすとは到底思えないし2期はそのうちやるだろうと勝手に思ってるが、このへんの答えも続編待ちになるのかねぇやっぱ。なんか発表あるとしたら2月にやるらしいリアルのライブでってことになるのだろーて、それまでとりあえずスタッフの皆様お疲れさまでした。

今期の残りはあと2~3本

今日もアニメ感想だ! 意外と順当に消化できてる自分自身にビックリだ!!(いやマジで)

 では放送アニメ『境界のRINNE・第2シーズン』視聴終了。最終回、というかラストのお話はアレだ、桜ちゃんが実はりんねのこと内心でちゃんと意識していたことになんか驚いた(笑) だってあの娘ホントにクールというか表情に出ないタイプだからさ~、そりゃ普通に仲イイしよく行動してるしだから好意があってもおかしくないどころかそうであるのが当たり前なくらいだけど、でもお弁当作ってるときの内心描写は地味に不意打ち気味だったナ。あとゲストヒロインだった釘宮キャラがけっこうかわいかった、ぐらい?(笑)
 総括ねー。まぁこのアニメも正直なトコ、アニメーションとしては目立って光るモノとかがあるでもない作品で、シリーズとしてもレギュラー陣営が増えたという他にどうといった変化もない、ホント地味で無難な番組だった・・・けど、この昭和臭ただよいまくりな地味で無難で目立ったモノのない作りがまたイイ味してたのも、やはり前期に続いてよかったというか好きだった部分であるのは確かなところ。実を言うとけっこう"ながら観"で流してたことが多かったんだけどね、でもそんなでありつつ全話キッチリ消化してた、消化できてたのは大したモンだ。オレってつまんなかったらアッサリ録画止めるからねぇ。
 ゆったりした作風ながらもなんだかんだで第3シーズンまで決定しちゃってるようで、元々そこまで計画立ち上がってたアニメ化なのか、あるいは地味に視聴率安定してるから長期化できてるのか、NHKの番組だとそのへんイマイチよく分からんけど。何はともあれ次のシリーズにも期待しつつ、スタッフの皆様お疲れさまでした。

 本日もプラスもう一本、配信アニメ『食戟のソーマ・弐ノ皿』視聴終了。最終回、どこまでやるのかザッと予想していたんだけど、やっぱり串打ち先輩(←原作持ってんだから甲山って書けよ)と食戟やって勝つとこまで描いて締めたかー。というか、食戟やったトコで終わらせたことで本作の題名、『食戟のソーマ』を再描写する演出にもなっていたのはナイス。Twitterでラス前回の感想書いたときにも触れたんだけど、2期は端々で原作に対して物語とかテーマをアニメなりに改めて描き直すのが地味に上手かったなぁ。
 総括だー。2期はOP映像の時点で秋の選抜本戦からスタジエール編までをやると分かっていて、ワリと長丁場なのに1クールで尺足りるのかと不安視してたんだけど。いざアニメ始まってみたら、選抜編を主に調理~対戦決着までを一気に詰め込んで1話で描ききることが多く、そんな圧縮作劇であるにも関わらずお話としての不足感は特に無し、むしろアニメオリジナルの描写も積極的に加えて全体的にもアニメ独自に面白さを再構築することに成功していたのが嬉しい誤算だった。なんというか、ひと言で表現すると"編集"がものすごく上手かったってトコかねぇ。原作は原作で調理描写とかもマンガ上でシッカリ描く必然があるから問題無いんだけど、アニメは原作ありきの上で描くべき要素・端折っちゃう要素をバシバシ取捨選択していて、そうした上での再構成が実に見事だったように思う。こーいうの、外すとただただ物足りないのオンパレードになりがちなんだけど、本作は文句無しってくらいにハマってたなー。
 作品としてはやっぱり現・遠月十傑を登場させないとシリーズ全体としてもちょっと不足するものがあるから、是非とも3期やってせめて月響祭編まで描いてほしいトコだけど・・・いくらアニメとして面白かったといっても商業的に上手くいってるかどうかは正直ちとアヤシイし、仮に企画自体は回ってくれてたとしても実際動くのは病気療養中らしいえりな役・種田さんが復帰してからというのが無難だろうしねぇ。上記の『RINNE』と違いどうなるかは分からないけどまぁ期待を込めて、スタッフの皆様お疲れさまでした。

来週にはもう新番開始か

今夏に観てるアニメ、録画を確認してたら意外と9月内に全部放送終わる感じみたい。や、地方民は特に深夜アニメの放送開始が遅れがちだから、大体クール境の翌月アタマくらいまでズレ込むことが多いんだよね。この調子ならキチンとやれば来週中に感想とか全部片付けられるのか。うん、まぁ、キチンとやれば、な。

 とりあえず昨日今日で消化した分。放送アニメ『逆転裁判』視聴完了。最終回、原作ゲームじゃあえてキリオさんの判決に関しての結果を出すことでシナリオクリアの証である「無罪」の表示をしていたように記憶してたけど・・・この演出は公判内容的にちょっと意味分からんトコあるからちゃんと本筋である「有罪」を出してたのかね。イヤまぁ基本的にゲームの内容めっちゃ忘れてるからうろ覚えだけど( ̄_ ̄;)
 さて総括。まーアニメとしてはいわゆる低予算なのか、クオリティについては推して知るべしってレベルでしかなかったのは確かだったろうものの。原作ゲームをシッカリとTVアニメにするという取り組み自体は終始とても丁寧で、色々ムチャもやってはいたけれど決してダメなアニメ化ではなかったのもまた確か。ハデさは無かったけどみょーに安定感の高い作品ではあったよなーホント。ま、キャストについてはなんでゲーム最新作の『5』と声優全部違うんだとはどうしたって感じ続けてたが、全体的にはマッチした声だったしソコは割り切っとく箇所か。なんだかんだでナルホドくんの声も馴染んできたしね。さすが梶さん。
 なんだかんだで楽しめたので、せっかくだしシリーズ初期三部作として『3』もそのうちやってもらいたいけど・・・ちょっと企画としちゃ難しいかなぁ。ともあれスタッフの皆様お疲れさまでした。

 んでもう一本、『タイムトラベル少女』視聴完了。最終回は、正直唐突に大ピンチになってそのままサラッと終わったなぁといった感じが。タイムマシンが研究所にもたらされた要因とかも、いちおう劇中で触れてはいたけど結局ハッキリとまで明示されずに終わっちゃったし、ワリと設定解明は投げっぱなしだったよなぁ。あと御影さんの扱いも、いちおうラスボス役だったのは分かるけど置き去りにまでしなくてもよかったんじゃね?、とは思ってしまったり。悪役ではあったけどそこまでの悪人じゃなかったしさ。
 総括。全話観終わって感じたんだけど尺足りなくね?(苦笑) 科学誌ドキュメンタリーの側面としては描写不足に思うエピソードが少なくなかったし、ストーリーの本筋語りにしても上記のとーり描ききってないトコがあったしで、2クール使ってやってくれたらなぁと思わずにいられなかったボリュームだとは感じてしまった。キャラデザとか画的な部分はけっこう好きだっただけに、この不足感はなんとも惜しかったトコがある。でもまぁ土曜午前帯に放送された作品としては、イイ意味で毒気が無くてむしろ積極的に子供に観てもらいたいような、そういう安心できる番組作りをしていたのはおよそ間違いが無くて、アニメ作品としては不満足気味だけど同時に評価が低いわけではないとゆーチョット奇妙な番組といった感触だった。
 お話としては完結してる・・・というかこれ以上描くことって特には無さそうだし、続編とかはまず無かろうな。電磁気学関連の有名科学者も他にソレほどいないだろうし、こーゆうのは100年単位で昔の偉人を描くからいいんであって、ココ50年内とかの科学者と取り上げると急に物語が生々しく(笑)なっちゃうから難しいもんなー。ま、続編ではなくても似たような、歴史の偉人を取り上げる教育アニメ的なものはまたなんかやってほしくはある。こういうトコから子供の勉学への興味って、ホント生まれていくからね。そんなこんなでスタッフの皆様お疲れさまでした。